検定

予約

見極め終了後、検定の予約をします。
相変わらずぶっきらぼうな受付嬢ですが、検定は2日後以降ならいつでも予約できるそうです。
それで、早からず遅からずの3日後に受ける事にしました。

本番受付

いよいよ本番当日、心配した天気はクリアに晴れ、風邪気味だったのも大丈夫そうです。

集合時間は11:30、すると何と知った顔が2人います。どちらも以前の教習で一緒に落ちた仲です。
大型の受検者は我々3人だけでしたが、普通2輪の人が8人ほどいました。

検定 料金の納付をして、別室で検定の説明があった後、12:30からスタートです。ちょうど普通の教習の昼休みにあたります。
待ち時間にいろいろしゃべったせいか、思ったほど緊張しません。でも、こう言う時って本番で上手くいかない事が多いので、トイレでひとり緊張を高めます。

大型3人は同じバイクで同じ教官、私の順番は3人中の真ん中です。平行して普通2輪も2グループほどで検定を行います。
しかし困ったことにウォーミングアップも何も無しでいきなり検定スタートなのです!

トップライダー

まず1番の人がスタート!いつものように2階からスタートしすぐに1階へ行きますので、2階で待ってる我々には何も見えません。その間僕は準備体操のつもりで手足をドタバタせせたり、急制動の停止ラインを確認しに行ったり、最後の足掻きをします。
でもトップのひとは1Fに行ったきりなかなか戻って来ません。何かトラブルか?!
しかし程なく無事に浮上してきました、単に待ってる時間は長く感じるのかな? その後はS字、パイロン、そして平均台と若干動きが硬い気もしますが特に問題ないようです。

私の番

トップライダーがスタートラインに戻って来ました。いよいよ私の出番です。

名前を言って乗車します。手順はサイドスタンド解除−後方確認−ミラー調整−エンジン始動−ウインカー−後方確認−スタート。順番が怪しいが、たぶんできたはずです。

そして1階へ、コースは簡単な方でしたが、交差点で何と信号が青!考える時間が無いので、案の上次の左折のウインカーを出すタイミングが遅くなってしまいました。
嫌なムードを振り払い先に進むと、何と交差点に4輪車が停止中。スペースが無く僕は左折ポイントの前で停止。しかしこんなところで止まって良かったのか? またもや動揺を押さえつつ交差点通過。でもなんか調子が乗ってきません。

何とか1階を終了し、2階へ浮上。S字へ入りますが巻き込み確認を忘れました。そして問題のスラローム。速からず遅からずを心がけ、リズムを崩すことも無く無事クリアできました。

坂道発進-クランクを経て、次の難関の平均台へ。
乗り上げは普通、通常ここからスピードを落とさなければならないが、硬くなってるせいか何だか嫌なバランスになってきたので、無理せずそのままさらっと通過。う〜ん、かなり速いタイムだ

次の波状路は大きな問題は無いが、やはりいつもよりギクシャクしてる。

そして最後の旗門、急制動。前方に障害車はいませんが、私は一旦停止して一呼吸おいてからスタート。
1速、2速、3速、加速は問題ありません。アクセルを戻しブレーキ!するとアドレナリンのせいかいつもより強めにかけてしまいました。別にロックしそうになった訳ではありませんが、何故かブレーキを緩め停止線でストップ。まあOKでしょう。

そして半周してゴールイン! 何とか完走は出来ました。

ラストライダー

最後は低速バランスの時に一緒だった50代の紳士。

1Fに行ってる間にトップライダーと談笑。私の走りを見てスラロームがばっちり決まってたと言われました。ちょっと意外です。その代わり平均台は傍から見ててもめちゃ速かったそうです。そのほかにも思い起こせば色々ミスっていた気がします。

そのうちラストバッターが1階から戻ってきて、S字に進入。そしてスラロームはちょっとギクシャクするも接触なし。平均台はちゃんとゆっくり通過です。
実はこの方、これが2度目の検定。前回は直前に走った人が波状路でエンストしてしまい検定中止、それを見てたせいか本人も何と同じところでエンストしたそうです。
そして今回、その悪夢の波状路は速めに通過し無事クリア。その後の急制動も若干強引に見えるもクリア。何とか無事に帰還されました。

待ち時間

全員検定が終了し、待合室へ。結果発表までは時間があるので3人で談笑。僕のスラロームに関してはラストの紳士も”寝かしこみとアクセルのリズムが良く上手かったと”言ってくれました。でも平均台はやはり最速!だったようです。
ところで、この紳士の二十歳の息子が大型2輪の父親と同時に普通2輪から教習を始めたという話は前にしましたが、なんと彼は先日、親父を抜いて先に大型免許を取ってしまった!そうです。補習も普通・大型を通して一切無し、検定も減点なし!だそうです。上手い人は上手いもんですね。

結果発表

時間がきたので、教室へ集合。普通2輪の人もいます。
程なく、それぞれのカテゴリーの検定員がやってきて、合否を告げます。我々の検定員はよく見れば以前によくお世話になった人でした。

そして、結果は---”3人とも合格です!” やった! 
3人とも思わず”ありがとうございます”と言っていました。みんな心に何かやましいことがあったのでしょう。

検定員の各人への講評としては;

トップライダー: もっと元気出して走らなきゃ、全然加速してないじゃん。(やはり時間がかかったのは気のせいではなかった)

ラストライダー: 波状路は1秒足りなかった(我々には大丈夫に見えたが)。急制動はロックしてた(本人は気がついていなかったらしい)。

そして私: (思い出すのにしばらく考えた後)そうだ平均台だ!8秒だったよ!普通2輪じゃないんだからもうちょっとがんばってよ。(みんなで笑い)

そして最後に”まあ3人とも年だからね”といわれてみんなで大笑い。情けないやらおかしいやら。”いや、もう無理しないでしょう若い人みたいに”と教官、納得です。我々おやじ3人衆は固く握手を交わし、お互いをたたえあいます。何か偉業を達成したような良い気分です。例の紳士は早速携帯で家に合格コールされてました。

検定員が去った後、普通2輪の人が結構少なくなっています。数人は不合格で早々に退場されたのでしょう。残った2人の女性とおやじ3人で”これからどんなバイクに乗りたいか”などと楽しい話題に花を咲かせます。
程なく係りの女性が合格証書をもって来て、色々と説明してくれます。記載内容に誤りが無い事を確認したら一旦回収して教習所の印鑑等を押して終了です。

これで私も晴れて大型ライダーの仲間入り。教習も終わってしまえばあっけない気もします。