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Yamaha 2002model 試乗会レポート

いよいよバイクシーズン到来。今度の試乗はヤマハの輸入代理店が全国で行っているものですが、おなじみビックサイトの近くの広場で開催されました。

ところが僕が1時頃に到着したころには、何と 公道での試乗は満員で受付終了!何と朝6時から来ていた人がいたそうです。(みんな気合入りすぎ)

写真の会場内のパイロンコースでの試乗はできますが、車種は何故かT-MAX  XJR1300  XJR 400  Majesty だけ。しかしせっかく来たのでT-MAX とXJR1300の試乗を申し込む事にしました。

■T-Max

シートが低いので一見安心感があるが、跨ると非常に幅広な車体で足つきがかなり悪い(大また開きで異様な感覚)。

発進すると特にパワフルでもシャープでもないが、静かでとても楽チン感覚。ホイールベースが(感覚的にも実際も)長いので小回りは得意では無いが不安定な感じも無い。

■XJR1300

さすがに1300もあると1速で不用意に回転を上げると取り残されそうになるが、それ以外はとても自然。パイロンでもハンドリングは自然で教習所のCB750より若干扱いやすいと感じました。ただすべてがマイルド過ぎて、何の問題も無いが何の感動も無いと言うのが正直なところ。

その後、展示車に触ったり人の走りを見たりするが、すぐにやることが無くなり何回か帰りかけたが、試乗のペースが予定より速い(キャンセルが多い)事を知り、最後の余りにかすかな期待ををこめて待つことにしました。

そしたら何とありました、閉店1時間前に公道での第2次試乗受付が!その前からなんとなく人が集まっていたので、すかさず列の中に並びFZS1000をゲット!(R1の列は即効売りきれ、ナイスジャッジでした)

■FZS1000

相変わらず(?)高いシートで足つきは悪いが、停まって支えられない程じゃない。でもバランスを崩すとどうなるか判らない。ポジションは大柄なわりにタンクが短く軽い前傾で楽です。ただタンク形状はニーグリップすると内股に食い込みます。

エンジンは回転が弾けるような感じではなく、若干抑制されたように回る印象。ただ実際のパワー・トルクは充分過ぎるほどで、あっという間に加速します。

ハンドリングは若干舵角がつきやすいが一定のところで収まるので扱い難くはありません(フロントサスをソフトに振った我がSVと似たりよったり)。 これはたぶんフォーク を押して縮めるとある所から急に反力が強まるからかも。それ故にギャップでは若干突っ張るような感じもあるが、乗り心地全体としてはなかなか快適。高いシートと軽い前傾姿勢で見晴らしは非常に良く、しなやかなサスと相まってオフロードバイクの感覚に近いです。

軽くスラロームすると、期待通り実に軽快。ホンダのCBR兄弟やホーネットの軽快さとは少し違い、フロントタイヤがしっとり接地した上での軽快感なので安心できます。

まとめ

今回は2年前に来たときよりさらに人が多いようで、それに対し試乗車の数が圧倒的に足りない(特にNewR1)です。クローズコースにももっと人気車種を入れて多くの人が乗れるようにしたら良いのにと思います。それでも何とかFZS1000だけは試乗出来て、ダメ元で待った甲斐がありました。

さてこのバイク、全体の印象はしなやかでスポーティー。ジャンルが違いますが、このところ試乗してきたシャープなCBR系と比ると、大分しっとり・マイルドでツーリングではかなり楽そうです。一方ツアラー系のVFR800と比べるとFZSの方がスポーティーな感じで、ホーネットと比べると全体が高級。要するに長距離で楽チン&峠でスポーティーと言う絶妙なバイクなんですが、如何せん車体が大きすぎる。これを全体的に縮小して600ccくらいにしたら丁度良いのですが、FZ600 Feazerだと一昔前の設計なので一体どんな感じなのでしょうか。

それとポジションの違いについて改めて思う事は、レプリカ系の前傾姿勢(SV400Sも含む)だと視線がどうしても行きたい方向だけを見据える感じになりますが、ネイキッド系の軽い前傾だともっと広い範囲を自然に見ていて、安全の為にも景色を見るためにも断然有利です。コーナーでの操作もレプリカ系は手前からお尻をずらしてしっかり体重を預けていく感じ(それはそれで楽しいのですが)、ネイキッド系(特にFZS)だと何と言うか腰の一ひねりで曲がって行きます。

先の試乗でCBR600F4Iに傾いていましたが、FZSの楽チンなのにちゃんとバイクと対話しながら走っている感覚は捨てがたく、またまた悩みは尽きません。

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