私の以前のバイクはSuzukiSV400S (1999 Model) です。Vツイン400cc(650cc)の日本車としては全く新しいカテゴリのバイクとして登場し、スポーツ性が高く評価されましたが、日本の販売はさっぱりのようです。ところが欧米では売れ筋バイクでWEB上のファンクラブみたいなのがたくさんあります。日本でも実はコアなファンが結構いるみたいで SVオーナーズクラブ と言うのがあって会員も増加中です。情報交換も盛んで僕もよく利用します。
7年近くセローに乗っていたが、さすがにへたってきたので、今度は高速移動が楽でしかもスポーティーな中免で乗れるバイクを探していた。候補として試乗したのは次の通り、
FZ400:エンジンはトルクフル&パワフルでサスペンションの動きも良いが、低速でハンドルが切れ込む感じがおしい。
CB400SF(VTEC):ハンドリングは自然だが、エンジンが低回転では穏やかすぎる反面、回転上昇の途中から唐突にパワーが出る。
SV400S:エンジンはとても良いが乗り心地は固め、ハンドルが切れないのでUターンで転けそうになった。しかし大きな欠点はない。他のネイキッドにくらべて形にインパクトがある。
その後長いこと決めずにいたら、SVがマイチェン(アイシャドウと黒いリアカウルはいまいちと思った)した後、99型が在庫処分セールで激安だったので購入した。
グラマラスな流れるようなボディーライン(爬虫類的ともいう)。シンプルで落ち着いた色使い(シルバー)。また良い悪いは別として、排気量のわりに大きく見えるようです。
ルックスの問題で2000モデルからダブルディスクになったらしいが、僕はこれで別段不細工には見えない。もちろんブレーキの効き自体に問題は無い。
トルクフルでスムーズ、このバイクの最大の美点。低速トルクは同クラスでライバル無し。街中で使う5000rpm以下は、高周波振動がない分直4よりスムーズに思えるほど。ドコドコと適度なパルス感が心地よく、デゥ〜というエンブレ時の音もまた良い。
5000弱〜6000弱rpm付近で若干トルクの中だるみを感じるが、それより上はビーーと言う音と共に強力に加速する。
燃費も非常に良く、街乗りで20km/L、遠乗りでは25km/L程度。
難点はツインの宿命かアクセルON・OFFでトルク変動が大きく、アクセル操作を相当微妙にしないとぎくしゃくしやすい事。それと、タペットノイズやら全体にガサガサした印象もある。
基本的にフロントから曲がっていくと言うより、バイク全体で旋回する感じ。セルフステアがきつすぎたり、神経質な挙動は無い。重量がほぼ同じ600クラスのSSと比べると、 フロント周りのの重さ・粘り感が無く、バンキングは率直で軽快。その代わりと言うか、時々フロント荷重が足らずにグリップ不足になることもある。
ちなみに、これと対照的なのは1世代前のヤマハのハンドリングで、セルフステアが強く高速でコーナーに進入し、初期旋回で急激に向きを変え、あとはアクセルONで旋回していくと安定し良く曲る。しかし下手をすると最初にコーナーの内側に入り過ぎてしまったり、後半ではらんで切り増し(バンク増し)しようとしても、フロントタイヤのグリップが限界に達していてどうしようも無くなるので結構難しいと思う。
話を戻してSVのサスペンションはしかし、ギャップでの突き上げが大きめでドタバタして安定しない。フロントフォークは柔らかめでフワフワしダンピング不足か?方やリアはリバウンドストロークが短く動きが渋い感じ。ただ、直4にくらべてフロントが軽くリアが重いというバランスから、こういう方向性はある程度必然かもしれないが。
それと、 サスペンションの調整はリアのプリロードのみ。フロントは何も無いので、オイルレベルと粘度をいじるしかない。まあ、調整が多ければ良いと単純には言えないが、この辺はコスト削減されてるなという感じ。
90度Vツインの宿命か、重心が結構高い感じで、さらにガソリンが満タンだとかなりぐらっと来る。CBR600FやR6等の600ccマルチ勢の方が跨ってゆすった感じは軽い思う。
ハンドル位置は低くは無いが遠いので、私にとっては前傾がきつめ。ただ、極端に長時間乗ることも無いせいか、どこかが痛くなることはあまり無い。ただ上体が前傾してる割にシートが水平なのでお尻が突き出した感じになる。
足つき性は最近の大型二輪に比べると随分楽。
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