試乗コース:こんなしょぼい写真しかなくてすんません。(デジカメ電池切れのため)。
ヤマハの試乗会の翌週、モーターサイクルショーが東京にやってきました。
例によって金土日の3日間のうち平日の金曜日に出撃。そして、これまた真っ先に試乗会場を目指します。
試乗コースや予約方法は昨年と全く同じですが、変わったのは値段!
去年の1台¥300 でも高かったのに、今年は1台¥500!ですぞ、むちゃくちゃですわ。
ぼやきつつも年に一度のチャンスなので、車種を厳選(?)して試乗申し込みへ。
選んだ車種はカワサキZ1000とスズキSV1000S。早速レポートしましょう。
足つき性はリッターネイキッドとしては普通と言うか、FZS1000よりは大分ましでホーネット900よりはほんの少しきついかなと言う程度だと思います。
ポジションは独特で、ハンドルが低くて近いです。フロント周りと言うかメーターバイザーあたりが低いので余計そう感じるのかも。人が乗っているのを傍から見ると、つんのめりそうな不自然な感じです。
ところが、自分で乗ってみると結構自然。まあ僕自身がハンドルは低くても良いけど遠いのが嫌なタイプなので好みに合うのだと思います。
ハンドリングはホイルベースが数値通り短く感じられ、タイトなコーナーでくるくると旋回します。
とは言え、ハンドルだけがやたら軽い(ホーネット900)とか切れ込む(FZS1000) と言うことは無く自然で良い感じ。
全体のキャラクタは昨年試乗したZRX1200Rと似てるけど、一回り軽くて小さいので足回りに余裕が感じられZRXのように不安感は無いです。
エンジンはこれまたZRXと似てるのですが、低回転ではトルキーでスムーズ。サウンドや振動などの質感もスムーズなのにある程度存在感があってなかなかGOOD!
もっとも試乗コースが狭いので中〜高回転域は試せませんでしたが、普段はそんなに回そうと思わない程力強いです。(僕の前に試乗した人が直線で開けすぎてウイリーしてましたが)
このバイクは雑誌などではよく「硬派な男のバイク」みたいに書かれているけど、少なくとも普通に乗ってる分にはとても扱いやすいと感じました。
総合的にはかなり好印象で、個人的な「欲しいぞ度」上位に躍り出ました。
我がバイクの兄貴分が、TL改めSV1000として新登場したので敬意を表し試乗。
(本当はSV650があると良かったのですが)
SVのモデルチェンジに伴いシート高が高くレーシーなポジションになっていると聴いていたのですが、我がSV400Sと比べても印象的には大差なく、足つき性も他のリッタースポーツと比較すれば楽な方だと思います。
エンジンはバリバリという存在感(煩さ)は無いけど、400と比べるとドロドロしていてなんかもっさりした感じかな。
トルクは怒涛の・・と言うほどは無くZ1000の方が力強いかも、その代わり振動が激しい事も無いです。
ひとつ気になるのは、 アクセルの開け初めでバキッと音がすることですが、個体差かそれともリッターツインとはこういうものなのか?ハンドリングはSV兄弟に共通した感じがあって、倒しこみ〜旋回で若干粘っこい(特にZ1000の後だからそう感じるのか)感じがします。
ところで、試乗は係員の先導で何台か連なって走るのですが、上の2台は同じグループで先導車(ZRX1200)の後ろがZ1000でその次がSV1000Sです。
ここで面白いのは僕が見た幾つかのグループで、Z1000は先導車にぴったりくっついて行きますが、SV1000Sは離されていて何だか乗りにくそうに見えます。僕のように普段からSV兄弟のキャラに慣れてる人は良いのですが、普通の人には結構とっつきにくいものなのかな?
さて2台トータルでコース6周が合計¥1000の超豪華クルーズが終わり展示ブースへ。今年は去年にもまして大したレポートや写真がからっきし無くて恐縮です。
ちゃんと撮れた写真がこれくらいしかないのでコメントしますが、エッジの聴いたデザインを通り越して、殆どステルス爆撃機。世情を反映したのかな。
ワークスマシンとしては荒っぽい作りも手伝って、何だかやけくそになってるように見えてしまうのは僕だけでしょうか。
カワサキブランドって人気があるのでMotoGP参戦で期待する声は多いですが、チームや開発体制的には当事者も認めてる通りかなりしょぼくて、これじゃホンダどころか他の日本メーカーやイタリア勢に太刀打ちするのは無理のような気がします。
カワサキファンにはむかつく言い方をしてすみませんが、2輪部門の企業規模からして他の日本メーカーと同じ活躍を期待するのが無理かも。市販車は結構良いのだから、トップカテゴリーレースに参戦する必要があったのかな?と言う気もします。
丁度このショー開催期間中に、MotoGPが鈴鹿で開幕しましたが、なんとあの加藤大治郎かシケインでクラッシュ⇒意識不明の重体というショッキングな事故が起きました。
こういう場合のお決まりの批判と言えばそれまでですが、サーキットやマシンの安全性についての疑問が出てきています。
鈴鹿の改装したシケインは安全性に寄与していない、とかエスケープゾーンが全体に少なすぎる等の不満はライダー達にもあったようですね。
マシンについてはMotoGPのレギュレーションが問題だとは思いませんが、このRC211Vに限って言うと実はロッシ以外のライダーには乗りにくいのでは?なんてかんぐりたくなります。
ワークスチームのトップライダーの好みにマシンを合わせていくのは当然の事なのかも知れませんが、ミック・ドゥーハンが敵なしだったころのNSR500が他のライダーには乗りこなせないような極端なマシンになったように、このRC211Vも同じような道を歩んで欲しくないなあ。
何の気なしにHusqvanaのブース(Cagivaの一角)のモタードバイクに跨ってみたら、これが結構良い感じなのです。さすが小径ホイールが装着されてるだけあって足つき性も問題無いし、長いシートがフラットなので前に後ろに好きに移動できて、何でもアクションが出来そうな気分になります。
値段は日本製のリッタースポーツ並みなのが痛いですが、排気量は400ccオーバーなのでパワートルクは問題ないし、高級な足回りも含めて一応大型免許取得者の見栄を満足するでしょう。
欧州勢は他にKTMなどもモタード仕様に力が入ってますが、日本メーカーでこのジャンルのものは今のところカワサキD−Trukerくらい(NewXRもモタード仕様が出るらしい)ですが、大型バイクに慣れた体に250ccは物足りないような。
スズキDRーZ400ベースのモタード仕様を誰か格安で発売してくれないかな。(モリワキから出るらしいけど高そうだし・・・)
モタードバイクって今まで殆ど興味なかったのですが、最近の大型スポーツの超高速性能が無意味に思える今日この頃、自由に操る(少なくともそういう気分になる)バイク本来の楽しさを与えてくれそうなこのジャンルに注目してます。
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