早くもアレから1年、ヤマハの試乗会が東京にやってきました。
今年は予約システムが変わって、事前に近所のヤマハ販売店を通して乗りたい車種の申し込みをすると、時間がきっちり指定された予約が取ってくれます。
だから完全予約性かと思っていたのですが、会場に行ってみると飛び入りでも結構乗れる車種があって、実際僕も予約したのはR6とFZS600だけで、あとは当日申し込んで乗れました。
先着順の去年までみたいに朝から並んで長蛇の列が出来ると言うことは無くなり、非常に改善されたと思います。試乗車の数自体も増えてるようですし。
あと会場も同じく有明ながら少し離れた別の場所になり、敷地は多少狭くなった分パイロンコース(個人的には無くても良い)は廃止しすべて公道での試乗になりました。
以前から最も乗ってみたかった車種。しかも今年はフルモデルチェンジ!
ポジションはハンドルが近めなので600クラスのスーパースポーツの中でも僅差ながら多分一番楽。足つきもシート高の数値の割りに、スリムなボデーなのかそれほど悪くないし、車重が軽いので交差点で停まっても無理がない。
エンジンはドライな音をだし、アイドリングプラスαの回転数から充分なトルクを発生するので、CBR600F4I(国内仕様)みたいにスタートで意識して回転を上げる必要も無いし、少なくとも6000rpm位までの全域でR6の方が1枚も2枚上手だと思います。
たぶん4500rpm越えたあたりからは硬質な音を発生しながら、アフターバーナー点火!軽量コンパクトな車体も手伝って離陸(ウイリー)するんじゃないかと思うほどでした。とは言え充分コントロールできるナチュラルなパワー感です。
ハンドリングも軽快で、なおかつ切れ込むとかハンドルの手ごたえがない等の不自然な感じは無くいたって自然。ただ、スラロームと言うか切り返しで結構粘っこい感じがあり、SVやCBRみたいなひらひら感はあいません。その代わり前輪に充分な荷重がかかっていて、一旦旋回し始めるとぐいぐい回っていくような予感はあります。
乗り心地も、軽量車体と短いホイルベースの割には良く(SVより大分良い)意外とツーリングでも快適かもしれません。
これも以前から乗りたかったのですが、マイナーだからか今まで試乗できませんでした。
足つきやポジションは小さめの私にジャストフィット!重量が結構あるのでR6みたいな軽快感はありませんが、逆にしなやかなサスとあいまって、非常に上質な乗り心地。
だからと言ってもっさりした感じではなく、コーナーではナチュラルな荷重移動&操舵角が発生し充分軽快に回っていきます。昔FZ400に乗ったときは結構前輪が切れ込む感じがあったのですが、車体は同じはずなのに600は性格が違うようです。
エンジンはR6より多少ジェントルな音質&回り方で、パワー的には多少車重に負ける(と言うかR6みたいに離陸はしない)かもしれないけど、低回転から充分なトルクで普通に速いです。ただ、何かで読んだのはギア比が結構クロスしていて、100km/hで5500rpmだから高速道路ではちょっとせわしないとか・・・
とは言え、このバイクは予想通り僕の体格と日本の道にジャストフィットで、ツーリングなんかとても快適だろうなと思いました。
これは去年の試乗会でも乗ったのですが、空いていたので比較のために試乗。
ところが、前回感じた怒涛のパワーをあまり感じない、なんでだろう?R6のパワーに慣れたから? でも、FZS600と比べてもあまり差が無いような・・・もちろん街乗り速度領域での話ですが。
しかし僕のレポートもその時々の条件で印象が変わって当てにならないのかな・・・?
ただし、数値はR6と同じなのにつんつんの足つき性とか、ベビー級ウエイトやステアリングに舵角が付きやすい点は変わりなし。まあ僕にはちょっと扱えないサイズと言うことですかね。
ビックツインとしては、初めて試乗するバイクだと思います。足つきはFZS1000よりは少しまし(多分スリムだから)で、停まったときの重量感もかなりまし。
ビックツインの割には回転を上げても非常にスムーズかつ額面どおり豊かなトルク。しかし意外だったのは、低回転(アイドリングプラスα)でエンストしそうになること。交差点の直角ターンでは2速はおろか1速でもクラッチを使いたくなるほどです。ビックツインってみんなこうなの?だから今日の試乗した中では実は一番扱いつらかったです。
今年の試乗会ではYamahaに混じって、ピアジオのスクーターがありました。
この500ccのスクーターは同じ排気量のT−MAXに比べて、大分まともな足つき性で、全体にコンパクトなので物のためしに乗って見ました。
出足は去年の記憶を辿ればT−MAXより若干良いかも。もっとも、それより上の速度(約40km/h以上?)では、去年のT−MAXはスラロームコース内だけの試乗だったので比較できませんが。いえるのはT−MAXが非常にスムーズだったのに対し、これはドコドコとしたエンジンの感触、これって単気筒?
それにしても、スクーターってなんでどれもスクリーンの高さが中途半端で、上端が視線のど真ん中に入るのかな?
外人も含め普通の人はもっと座高が低いのか・・・?
実は今日の試乗会では乗っていないのですが、申し込みをした近所のバイク屋のお兄ちゃんが「僕のR1があるから乗ってみる?」と言われて乗ってしまったのです。
今日の試乗コースより混雑した街中だったせいもあるでしょうが、完全にパワーをもてあましていました。たぶん3000rpmも回してないのにパワーがグウォーと湧き上がり、これはまずいとシフトアップ。バイクから「おらおらもっと回さんかい」とせかされているようですが「やあ、もう勘弁してください、これで十分です」と僕。
車重感としては停まって跨ったときも走ってるときも、R6より若干重い程度なのですが、足つきやポジションはR6より大分厳しい感じ。とにかく常に緊張を強いられて、少しの街乗りでぐったり疲れました。
NEWR1って乗りやすいみたいに雑誌とかでは書いてますが、僕の体力&スキルでは話にならん感じです。以前に桜井ホンダで乗ったCBR954RRの方がまだ何とかなったような気がします。
予定外にたくさん試乗出来て楽しかったですが、さすがにたて続けに2時間以上もやっていたので疲れました。で帰り道に最後の仕上げ、試乗車の感覚が残っているうちに我がSVとの比較インプレです。
パワー的には、ビックバイクに乗った後でもSV400Sのエンジンがそれほど非力に感じないのはいつもながら立派です。
しかも直4はどんなメーカーでも、少々回しただけでキーンとせからしくなるのは好みじゃないですね。
一方、SVで問題なのはやはりサスペンションで、細かいギャップで車体が跳ねるような感じで、今日のどの試乗車と比べても乗り心地が悪いと感じました。エンジン特性がトルキーマイルドな割りに疲れやすいのは、前傾ポジションよりもりこの乗り心地が効いているような気がしてきました。
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