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アルト・ターボRS (suzuki)

イントロ

待望の新型アルトのターボ仕様。人気のわりに品薄なのか、最寄りのスズキ・アリーナには置いてなくて、大阪の中心に近いディーラーまで行った。しかも開店直後に行ったのに既に試乗が始まっており、午前中は既に予約いっぱいという。仕方なく午後からの予約を取り、先に梅田で用事を済ませて再び戻り、ようやく試乗出来た。

ところがその翌週、最寄りのアリーナの前をたまたま通りかかったら、何と置いてないはずのターボRSがあるではないか!(Webサイトの情報と違うやん)。そこで急遽2度めの試乗をした(待ち時間無し)。そこでインプレをかなり変更した。

エンジン/ミッション

渋滞気味の街中で最初に乗った時は、NAとのパワー差が殆ど感じられなかったが、2度めの試乗ではもう少しスピードを出せたので、普通にパワフルという印象になった。

軽量な新型アルトはNAでも結構走るので、ターボのパワーは体感的に2割増といったところだが、通常のNAの軽ワゴンと比べると3-4割パワフルだと思う。従って少なくとも80km/hくらいまでなら、スイフト1.2Lより少し速く、ビュンビュン系の旧NOTEに匹敵するくらいの動力性能じゃないだろうか。

ミッションのフィーリングは、以前試乗したバン仕様のAGSと比べ、D(オート)モードでのシフトアップのタイムラグ(息つき)がかなり改善されていた。アクセルを少し戻せば、やたら回転を上げることもなくシフトアップし、緩加速(アクセル開度小)だとかなり低回転を保てた。

一方、M(マニュアル)モードのレスポンスは多分バン仕様と変わらないと思うが、Dモードとの対比でいうと優位性が余りなくなってしまった。少なくともアクセルを開けたままシフトアップすると、タイムラグ=加速の途切れはハッキリある。NAより加速度が大きいターボの方が、息切れが目立ちやすいというのもあると思う。まあMTを自分で操作するよりは早いと思うけど。

また回転数制限(上にも下にも)によって、例えば出だしで直ぐ2速に入れようとしても拒絶されてしまう。1速でそんなに回さないでも良いと思うが。ただ、今回新たな発見として、2速発進が出来る事がわかった。停止中にインパネのレバーで +(シフトアップ)に入れると、2速に入りそのまま発進できるのだ(パドルスイッチでは操作できない)。トルク的に平地で尋常な発進をする限り2速で十分だと思った。

でそのパドルシフトだが、当然ながらレスポンスとしてはインパネのレバーで操作するのと変わらない(どちらも電気的スイッチだから)。直進時はハンドルから手を離さずに操作できるパドルスイッチはやはり便利だが、コーナーでハンドルを持ち替えてる時は使えない。レバーとパドルをどう使い分けるのか、あるいはどちらかだけで通すかは、オーナーが各自試行錯誤で決めていく事になるだろう。

というわけで、アルト・バン(NA)やキャリイのAGSほど、マニュアルモードの圧倒的優位を感じなかった。よって、ターボだとちょっとアグレッシブに走る時以外は、基本的にDモードで走ってしまうかも知れない。ちなみに、ターボとNAでは当然マッピングが違うとして、バンとFグレード(乗用車でAGSが選べる唯一のグレード)でも違うのかな?

ハンドリング/乗り心地

乗り心地やハンドリングは極端ではないもののカッチリ・ドッシリしており、太いタイヤを履き、足回りやボディーを強化したなとハッキリ判る、スポーティーテイストになっていた。

雑誌のレビューなどでは、NAも含めてハンドルの戻りが弱いという指摘があるが、僕は(厳密にチェックしわけではないが)特に感じなかった。ただ、ハンドリングのインフォメーションとか精度感のようなものはあまりなく、NAと同様全般的にやや大味な感触だ。

居住性/装備/取り回しなど

内装はほぼ真っ黒な中に、所々赤いワンポイントカラーが入っているが、プラスチックの質感としては、今日の軽としてはやや安っぽいことに変わりない。むしろ個人的には、インパネがベージュのNAグレードの方が、まだ質感が高いと思う。

総合評価

ビュンビュン系のスポーツ仕様というより、パワー・トルクを全般的に底上げしたようなパワーユニットだった。足回りも含め、NAより高機能で速度レンジを上げたのがターボRSという感じ(ゴルフGTI風?)。そうした方向性は、ノスタルジックなヤンチャ系ターボより時代に合っていると思う。

しかし、それならもうちょっと見た目の質感を高めて欲しいと思った。真っ黒でチープな内装もそうだが、ボディーカラーが白黒赤しか無いなんて余りにも芸がない。赤いサイドのストライプなどビジュアルセンスが子供っぽい。また、ノンターボ2WDのトップグレード「X」(113万円)との価格差が17万円というのは、ハスラーのNAとターボの価格差9万円と比べるとちょっと割高に感じる。

とは言え、ワゴンRなんかよりよっぽど割安だし、軽スポーツという意味では200万円オーバーという異次元の世界に行ってしまったS660なんかと比べると、遥かにリアルワールドに立脚したスポーティーコンパクトではある。

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アルト・ターボRS に関するコメント

名無しでごめんなさい

うわさレベルですが、

アルトワークスがAGSではなく5MTか6MTで発売される可能性があるみたいですね。
自動車雑誌の妄想かもしれませんが・・・。

ただ、アルト自体の販売数が芳しくないようで、仮にワークスの計画があっても、その辺がネックかもです。
RSが売れまくってくれれば、スズキ上層部もGOを出せるんでしょうが。

MCタイチ

名無しでごめんなさい さん。こんにちは(^^)

MT仕様のアルトワークスの件(紺色のやつ)、私もどこかの雑誌でチラッと見ました。単なる希望的観測か、関係者の証言を基にしたものかは判りませんが。

しかし、アルト自体の販売が芳しくないんですか。それはいけませんねえ。やっぱりあの四角すぎる顔のせいなんでしょうか? こういう質素な軽が売れないとなると、益々豪華で高価な軽ばかりの日本の自動車市場になってしまいそう(*_*;

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