バイクインプレNEO by MCタイチ

バイク(&クルマ)試乗インプレ

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スイフトRSt (suzuki)

イントロ

2017年初に発売されたばかりの新型(4代目)スイフト。最初に試乗できたのがRSt(1Lガソリンターボ仕様)だったので、次はNA1.2Lに乗ろうと思って別の店に立ち寄ったら、これまた試乗車はRSt。なんでやねん!

まあ、最初の試乗コースはとても短く、40km/hくらいで店の周りをちょっと走っただけだったので、折角だしまたターボ仕様に乗ってみた。今回の試乗コースは街中だがマトモに走れたので、インプレを修正した。

エンジン/ミッション

60km/hちょいくらいの速度レンジになっても、非常にトルクフルで静かなエンジンだった。ATはとても低い回転でシフトアップしていくので当然静かだが、力不足は全く感じない。静粛性とパフォーマンスのバランスはNA2Lのレベルかそれ以上だと思う。敢えて深めにアクセルを踏み込んだら、心地よい低めの音で控えめに加速感を演出するが、アルトターボのように「キューン、プシュ」とか子供っぽいターボ感は一切無し。

ミッションは今時珍しいトルコンAT(6速)だがシフトショックはミニマムで、低負荷で走ってる限りシフトチェンジしたことすら気づかない。ただCVTと違うのは、停止寸前の速度でもギア比が極端に低くならず、エンジン回転を低く保ったままトルクで走ってしまうところ。特にスズキのCVTはキックダウンしすぎて滑り感が強い車種が多いので、敢えてトルコンATにしたメリットは大きいと思う。

なおこのATにはM(マニュアル)モードが有り、ハンドル裏のパドルでシフトアップ/ダウン出来るが、実はD(自動変速)モードでもパドルを使うと一時的にMモードに入り、暫くするとまたDモードに戻るという仕様になっている。これはMに入れてずっと手動でシフトアップしなくても、Dに入れたまま好きな時にギアを変えられるので非常に便利だと思う。

燃費は試乗なので良く判らないが、燃費計では平均で9.4km/Lとなっていた。同乗したスタッフによると、この数値は過去何十キロの平均とかではなく、リセットしない限り走行0kmからの通算値だという。この試乗車のオドメータは135kmくらいで未だリセットしてないというから、その距離での平均が9.4km/Lということになる。真冬で暖気もあまりせず短距離しか走らない試乗車とは言え、この数値はちょっと悪いと思うのだが…

ハンドリング/乗り心地

フロント周りの剛性感・接地感は以前にも増して優秀。鼻先が軽くなった感じで、回頭性も良くなってるようだ。その為、アンダーステアになりにくいというか切り増しが効くというか、コーナー後半でもアクセルオンでもグイグイ曲がって行く。パワステは軽めだが節度が有り、インフォメーションが非常に豊富というわけではないが、先代の初期型のようなアシストの不自然さは感じなかった。

1.2Lノンターボも含めRSが付くグレードには、ややスポーティーな仕様の足回りになっているらしいが、実際乗り心地は良くも悪くも引き締まった感じで、舗装の継ぎ目くらいの段差で若干突き上げがあった。

車両重量は同じグレードで先代と比較して100kgも軽量化されているが、それは走りの軽さとしても感じられる。逆に言うと先代の重厚感・高剛性感は薄れているが、コンパクトカーとしては軽さの方が理にかなっているし、気分的にも軽やかだ。

居住性/装備/取り回しなど

運転席に座って先ず感じるのは、昨今のワゴン系ではないクルマとしては、Aピラーが異例なほど立っていると言うこと。その御蔭でフロントガラスの上縁が遠くにあり、頭上(というか斜め前)空間が広く圧迫感が少ない。

結果的にインパネの前後長は他車に比べて短くなっているが、メーターの形状などは今風に立体的でスポーティー。全般的な質感も低くはないが、パワーウインドのスイッチとかドアの内張りとかやや安っぽい箇所がある。どんな些細なパーツも軽量化するという意味ではGSX-Rの軽量化魂みたいでカッコイイが、室内の高級感という意味では少し先代のほうが上かもしれない。

ただ本質的な部分では手抜かり無く、ハンドル位置はこのクラスとしては珍しく前後調整が出来る(テレスコピック)。例えば僕の場合、足が短いのでシートを前の方にセットするのだが、すると普通はハンドルが近すぎる。しかしテレスコピックになってるとハンドルを奥にお押し込めるのでポジションを最適化し易い。

前シートも全グレード共通のようだが、大きめで適度に硬く座面と背もたれの形状が平らなので非常に快適。後席の空間は今日のコンパクトカーとしては狭めだが、先代よりは若干リアドアのウインドが下に拡大しているようで、閉塞感は少し薄らいでると思う。

総合評価

最早スズキの看板商品と言って良いスイフトの今回のMCの目玉は、車体の軽量化と新採用の直噴ターボエンジンだと思うが、何方も素晴らしい仕上がりだった。軽くても非常に剛性感の高いボディーとシュアーなハンドリング、そして非常にトルキーで洗練された直噴ターボエンジン。もしこれが欧州車だったら「日本車はまだまだ学ぶべき点が多い」とか評論家が言いそうなレベルだ(^o^)

スタイルもややぼってりした先代に較べて引き締まってカッコよくなったと思う。実際のサイズも小さくなったのかと思いきや、スペックを比較すると殆ど変わっておらず、変わったのは重量だけだった。

ただ価格的には税込み170万円と、最早スイフトの域を超えた感がある(2番めに高いHYBRID RSも1万円しか変わらない)。まあ、旧スイフト・スポーツの6MT(走りの性能的には同格)とほぼ同じ価格と考えれば高くはないかも。

それに他社の製品と比較すれば、コストパは抜きん出てると思う。宿敵VWの得意とするエコな小型直噴ターボエンジンをこの価格で出したのは素晴らしい(しかもレギュラーガソリン仕様!)。変な相手と無理に結婚などしなくても、独り身で十分やっていけるじゃん(;´∀`)

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