ターボ、4WD、ハイグリップタイヤがスポーカーをダメにした?MCタイチ [←prev] [next→]

トヨタ86の開発リーダーで多田さんという人が、「ターボ、4WD、ハイグリップタイヤがスポーカーをダメにした」と言って物議を醸しているらしい。
それに対して、ベストカーでラリーイスト達が反論してた。「それらのお陰で日本車の技術は発展したのだ」というんだけど、これはちょっと的外だと思う。

多田さんは「どれもスペックは凄いけど、滅茶苦茶お金がかかる」と言ってるように、「高性能だが高価で手が届かず、操る楽しみがないクルマが増えてしまった」と言いたいのだろう。そして、僕もその通りだと思う。

ターボ、4WD、ハイグリップタイヤはどれも、付ければ取り敢えず速くなるという代物。勿論、それらのバランスを取るのは難しいので、そいう意味での技術が進歩したのは確か。しかし、余りにも限界性能が高すぎて、一般公道ではとてもポテンシャルを引き出せないマシンになってしまった。その結果、ドライバーの技量が高くなくても速く走れる、という意味で「ドライバーをダメにした」とも言える。

その辺が、多田発言の深層だと思う。何れにせよ、彼のようにハッキリものをいう人が、メーカーの内部から出てきたことは歓迎したい。そうやって話題/議論になる事が重要なのであって、無難な事しか言わない、何を考えてるのか判らないメーカーでは面白くない。なので、彼が社内で干されず、これからも思ったことをズバズバ言ってくれる事を祈ります。

2012-02-16 23:05 返信 修正 削除 つぶやく

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