次期カローラMCタイチ [←prev] [next→]

http://kunisawa.txt・・・
で先日取り上げた次期カローラたが、今日「ベストカー」に出てました。地味とか変わり映えしないとか、雑誌としては珍しい新型車批判。まあ、色と角度を変えるとちょっとはマシに見えるものの、超地味なことには変わりないですね。

上のリンクは記事以上にコメントが面白い。曰く;
1.購入者の多くが年配の方が多いため変わらないことこそカローラ、目立つ外見はご法度
2.プラットフォームのキャリーオーバーはコストを抑えるため
3.ぶっちゃけカローラユーザーは足回りやエンジン性能にはこだわらない
・・・

確かに、国内ではその通りでしょう。しかし、カローラは最早世界戦略車であって、国内市場より海外市場のほうが重要ではないでしょうか?そういう意味では、アジア各地のゴテゴテテイストを全部混ぜ込んで、そこにトヨタ秘伝の薄味ソースを混ぜたらこうなりました、という事ではないでしょうか?

2012-03-26 00:06 返信 修正 削除 つぶやく

カローラの歴史と思い出...MCタイチ

カローラは地味/保守の代名詞のように思われていますが、かつては決してそういう車ではありませんでした。
ウィキペデイアを参照しながら解説します。http://ja.wikipedia.org・・・

先ず初代のカローラは、観音開きクラウンなど戦後っぽい車がまだ現役だった頃に登場しましたが、当時としては画期的にクリーンで現代的なスタイルだったはず。そして、ボディーカラーの白も、クルマと言えば黒の時代にあって、かなり斬新な色だったと思います。

ポッチャリファニー系になった2代目は、僕の父が初めて買ったマイカーであります。乗り心地は覚えていませんが、子供の僕にとっても狭かったキオクがあります。
また、この代に初めてレビンが登場し、キュートなスタイルにオバフェン付けてブイブイ言わせていたのであります。

3代目は変にアメ車の影響を受けて、当時新進気鋭の徳大寺氏に酷評されたクルマです。リフトバックなんて、当時の日本人には斬新に写ったと思いますが、アメ車を縮小コピーしたため、とても人間が乗れる空間は無かったものと想像します。因みに、この世代の我が家のクルマはカリーナです。

そして4代目。我が家はまたカローラに戻ります。カリーナからスケールダウンしたので、室内は狭く感じましたが、グラスエリアが広いボクシーなスタイルや、ベージュのボディーカラーや同色のモケットシートはオシャレに感じました。

2012-03-26 00:27 返信 修正 削除

カローラの歴史と思い出2...MCタイチ

長くなったので仕切り直しますが、5代目はカローラにとって大変貌の代でした。実はこれが初めてのFFカローラ。日産もホンダも70年代にはFF車を出していた事を考えると、トヨタのFF化は大分遅かったのです。
スタイルもエキセントリックかつクリーンで、僕の中では歴代カローラの中でベストです。もっとも、余りに進みすぎたのか、販売的には不振だったようですが。

因みに、僕にとって70年代はわりと暗黒時代なんですが、80年代は一転して新しさやウキウキ感があります。日本車のデザインも、バブル前夜のこの時代に一皮むけた気がします。ワンダーシビックとか、Todayとか。

6代目のデザインは保守的になっていますが、これでも当時のソアラやプレリュードの薄顔路線を踏襲するなど、流行は外してませんね。それとバブル景気も手伝って、販売は好調だったようです。

そして7代目が、バブルが産んだ過剰品質とも言うべき、歴代最高品質のカローラです。張りがあって、非常に精度の高そうなボディーパネル、艶やかな塗装。ペラペラ感が微塵もない内装の樹脂。六本木のカローラなんて全く相手にならないほど高品位なクルマでした。

実は僕が新卒で入社したダイハツで、ボディー生産技術に配属され、初めて担当したのがこのカローラのバンでした。と言ってもまだ研修中の身であり、研究テーマである「画像処理技術による穴位置検出」みたいな事をやっていました。なので車体構造については判りませんが、図面を見て割りとすっきりした構造だった印象があります。

続く8代目は一転、バブル崩壊の煽りをモロに受け、誰が見ても安っぽくなったと思えるようなコストダウンを余儀なくされました。先代と比べて、全く良い所がないモデルチェンジも珍しいです。

次のモデルは質感は持ち直しますが、ボテッとしたデザインで、何より人々にとってカローラなどどうでも良くなったように見えます。同じ頃に登場したビッツのデザインが鮮烈だったし、プリウスも2代目になって人気を不動のものにします。今やファミリーカーといえばフィットかミニバンです。そんな中、カローラのポジションは実に宙ぶらりん。

コロナもカリーナも、サニーもブルーバードも、とっくの昔に消滅した中、カローラの名前だけは残っています。しかし、長く続ければ良いというものではありません。遅きに失した感はありますが、もう成仏させてあげる時期ではないでしょうか?その方が、カローラの歴史を汚さずに済みます。それにまた機会があれば、86やダットサンのように復活マーケティングすれば良いことですし。

2012-03-26 00:53 返信 修正 削除

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