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フライバイステアが商品化

遂にフライバイステアのクルマが商品化されるそうです。
http://car.watch.impress.co.jp・・・

でも写真を見ると、ステアリングコラム~シャフトは従来通り残っています。説明によると、普段はステアリングとホイールは切り離されているが、システムに異常が発生するとクラッチが繋がり、機械的に連結されるそうです。

実はステアリングコラム-シャフトというのは設計上の厄介者です。先ずレイアウト的に、狭い空間をほぼ直線的に通さないといけないので、エンジンの搭載位置にも影響を与えてしまいます。また衝突時には、コラムがドライバーに突き刺さらないような配慮が必要です。そして勿論それらをひっくるめたコストもかかります。

さらに言えば、ステアバイワイヤになれば回すタイプのハンドルである必要はなく、飛行機のジョイスティックのようなインターフェイスでも良いわけです(個人的にはCarver1のようなチルティングトライクはジョイスティックで操作できれば面白そう)。また、EVで左右のモーターを独立制御して曲がるようなシステムが出てきたら、それは当然ステアバイワイヤしかあり得ません。

だから実は、ステアバイワイヤの最も重要な利点は、この機械的ステアリングの呪縛から逃れられることなんですが、このシステムではその利点が生かせません。多分「何かあった時に怖い」というユーザーの拒絶反応に対する配慮だと思いますが、中途半端な過渡期のシステムという感じです。

中途半端に詳しい人ほど「電気仕掛けのクルマなんて・・・」と考えるようですが、今時電気じかけに命を預けていないクルマなど殆どありません。スロットルなんて既にバイワイヤですし、今のパワステだって運転中に電源がダウンして急に重ステになったらちゃんとコントロールできるでしょうか?あるいはシステムが暴走して、ドライバーの意志とは無関係な方向に切りはじめたら・・・

2012-11-22 23:26 返信 修正 削除 つぶやく

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