間違いだらけの富裕層ビジネスMCタイチ [←prev] [next→]

毎度ベタなタイトルで恐縮ですが、雑誌「日経ビジネス」の特集記事です。
http://business.nikkeibp.co.jp・・・
これを図書館で読んで珍しく非常に感銘を受けました。

金持ちというとどんなイメージを持つでしょうか?六本木のタワーマンションに住んでいて高級外車を乗り回しブランドファッションを身につけ・・・こういうステレオイメージこそ大きな間違いというのです。

実は日本に多いのは「隠れ富裕層」。資産8500万円以上の富裕層は日本に167万人ほどいると言われ、そのうちトップシェアの38%を占めるのが中小企業経営者だそうです。(次いで多い富裕層はやはり開業医、そして地主)

彼らは大田区かどこかの古ぼけた自宅兼事務所に住んでいて、一見廃れ行く町工場の象徴みたいですが、実は非常に儲かっているというのです!その秘訣は、年商3億程度の大手が参入しないニッチ市場で、どこもやってないユニークな技術を持つ製造業だそうです。だから利益率がすこぶる高いと。

なるほどね!でも何故そんな優良企業が小汚い所に住んでいるのか?何故もっとリッチな消費生活をしないのでしょうか?・・・・それは金持ちだと周りに悟られたくないからだそうです。その理由は;
1)旨みのある市場だと世間に知られ、ライバルが出現しないようにするため。
2)取引先からの値引き圧力を避けるため。
3)税務署から痛くもない腹を探られるのを避けるため。
4)悪徳商法の勧誘を避けるため
5)反社会的勢力による暴力行為を避けるため

うーん、何というか・・・やっかみ?日本は金持ちが金持ちだと公言できない国なんですね。「皆が不況で苦しんでいるというのに、自分だけ儲かっているとは何事か!」みたいな感じでしょうか?一方、日本には一見バリっとスーツを着た隠れ貧乏が多いと云います。金持ちでも貧乏でもいけない、皆が同じ中流でなければならない・・・同調圧力もここまで来たかと。

また、金持ちは「目立ちたくない」だけでなく、「お金の使い方が判らない」というのもあるようです。昔から倹約生活が染み付いていてリッチな消費生活に慣れていないと。高級料亭にもたまには行くがファストフードの方が気が楽、高級ブランドにもリゾートにも興味無いとか。仕事に忙しすぎて消費する隙がないというのもあるそうです。あと、日本の富裕層は殆どが高齢者の為、金を使って遊ぶ体力もあまりないとかも・・・(・_・;)

という訳で、欧米のセレブのように事業で成功し若くしてプチリタイヤとか、貴族出身で豪勢な暮らしをして消費するのが社会貢献みたいな富裕層文化は日本には無いのです。だから彼らのようなリッチを相手にしたプレミアムな商品/サービスは日本では的はずれであるということです。

2012-12-12 16:28 返信 修正 削除 つぶやく

正しい富裕層ビジネス...MCタイチ

では、日本の隠れ富裕層の消費を喚起して、経済を活性化する方法は無いのか?キーワードは3Kだそうです。つまり教育、絆、健康。

教育とは子や孫の為の教育で、隠れ富裕層もこれにはお金を惜しまないそうです。と言っても名門校へのお受験の話ではなく、音楽など習い事方面みたいですね。スクールは一見すると高級には見えない(ここはやはり重要)けど、ここに通うと暗算の達人になれるとか・・・

絆というのは人との交流。旧車やハーレーのオーナーズミーティングなんかもこの範疇とか。まあ、低迷するバイク市場も結局そういう流れになってるような気がしますね。

僕がここで参考にしたいのは、やはりニッチに徹するという事ですね。自作EVやコンバージョンもそのたぐいで、「市場が小さすぎる」というのは悪い癖ですね。小さいからこそ良い。しかも一見貧乏臭く見えて、有望顧客は隠れ富裕層だったりして。

2012-12-12 17:14 返信 修正 削除

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