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▼嵐を呼ぶ「江戸サイ」大島ツアー(2003/06/01)

半年以上前からママレモンさんが準備していた大島ツアーがいよいよやってきました。
ところが、この季節としては38年ぶりに台風が日本に上陸し、丁度ツアーの日程にあわせて関東が暴風雨圏に入る予定です。何という不運!

▼竹芝港へ

それでも一応出航する竹芝港まで行って状況を判断しようと思い、自宅を自転車で出発。
途中木場公園でウサギさんと待ち合わせていたのですが、会うとやはり「今日は止めたほうが良さそうですね」と言う話になりました。まあ港まで行って皆さんと相談しましょうと言うことで出発。

竹芝港に到着するとまだ19:30ごろなので案の定誰も来てないな、と思いきや建物の一角でママレモンさんご一行とばったり。「あれー?来てたの?」とかお互いに言いつつ、見るとヤマさんだけスーツ姿です。以前から帰りの船便が出航しないと翌日の仕事に差し障るので心配されていたのですが、やはり大事を取って参加を断念し、見送りのためにわざわざ来てくれたのでした。

しかし、その他の人たちは当然のように出発するつもりで、自転車ももう預けたとの事。聞けば台風が迫っているものの船は大島には無条件で到着するらしいし、明日雨なら宿で寝てればいいかなと思い僕も出発することにしました。

そこで苦境に立たされたのはウサギさん。もともと彼は船自体が苦手で、台風が迫る中「止めとけ」と家族や知人にさんざん脅されたそうです。しかし、このまま撤退したら「この先みんなの笑いものになってしまう」と深刻に悩まれた結果(そんなたいそうな)、勇気を振り絞って出航すると言う重大な決断をされたのでした。

▼大島連絡船かめりあ丸

9:30ごろいよいよ乗船開始。指定された2等和室は最下層のほぼ船底。僕はデッキに出てしばらく東京湾の夜景を撮影してから、客室に戻り宴会モードの皆さんを尻目にすぐに寝てしまいました。
しかし、普段の変則睡眠サイクルはいかんともしがたく、午前3時過ぎに目覚めてのこのこ起きだし、不健康とわかっていながら自販機でカップめんをすすります。思えば船の揺れはさほどなく、デッキに出ると海の波も至って平穏、雨も無し。
びっくりしたのは通路やデッキで毛布に包まって寝ている人がかなりいること。客室も空いているのに何故?

程なく夜が明けてきて前方に島を発見、大島か? あるところまで近づいたらそこから船は進まず、停泊して時間つぶし。やはりこれが大島でした。うろちょろしてたら、シロアンさんが毛布を抱えて客室に下りて来ました。室内では気持ち悪いので、なんとデッキで夜を明かしたそうです。でも全然寝れなかったらしい、かわいそう。

そんなこんなで予定通り6時に大島岡田港に到着。丁度そのころ雨が本格的に降ってきました。悪い予感が的中です。
港に降り立ち、預けていた自転車を受け取ると、民宿朝海館からかなりぼろいマイクロバスとトラックがお出迎えにきました。朝海館はにはすぐに到着し、荷物を降ろして一休み。

今日の予定を皆さんに確認したら、僕を除いて全員走る!とのこと。マジですか!結局シロアンさんが船酔い不眠で疲れたのか、宿のトラックをレンタルして僕と一緒にサポートにまわる事になりました。

▼大島周回スタート

朝食をとり、1時間ばかり休憩してから、皆さん個性的な雨装備を装着していざ出発です。
僕も例のトラックをあらためて見に行くと、ボディーは錆びで穴だらけだし予想以上にぼろい、おまけにコラムシフト。果たしてこっちが完走できるのか不安になってきました。

一方キブランさんにトラブル発生!なんとパンクです。スローパンクチャーで今まで気付かなかったようです。
で、他の人は先に出発して、キブランさんはあとで我々サポート隊とトラックで追いかけることになりました。パンク修理は3人で取り組むも、さっくりとは行かず、結局30〜40分くらいかかってようやく完了。トラックに積んで、自転車隊を追います。

海岸線道路を進み、山岳部の上り坂に入りますが、なかなか自転車隊が見当たりません。めちゃ早くないか?
トラック室内は高湿度なのにエアコンは効かず、おまけに助手席の屋根から雨漏りして水滴がひざを濡らします。
そうこうしていたら、ようやく上り坂でうごめいている自転車隊を発見。適当な場所でトラックを止め、キブランさんをピットアウト。
あとで考えると、この間が最も急坂の難所だったようです。

その後はところどころでトラックを停め、自転車を待ちながら走行。さすがに上り坂はトラックが速いものの、一応パワステなのに妙に重いハンドルと壊れそうなエンジンに加え、霧で前が見えずマックス40キロくらいで走行。なので下りではすぐに自転車に追いつかれてしまいます。

▼後半戦

島南端に近い筆島で小休止した後、波浮港に行き宿で薦められたすし屋で昼食をとります。
昼食後はみんなでトラックを駐車している港の岸壁まで行き、記念撮影です。

しかし、ここで思わぬトラブル発生!なんと、トラックのドアの鍵がイグニションキーで開かないのです。シロアンさんはドアを閉めたときに悪い予感がしたそうですが、 どうもイグニションとドアのキーが違うようです。電話で宿に確認したら案の定「ドアの鍵はダッシュボードの灰皿の上にあるよ。でも、大島では駐車してドアに鍵をかける人なんていないよ!」との返事。マジですか!

早速、ママレモンさんがさっきのすし屋で針金みたいなものをもらって来てくれて、また僕はキブランさんのタイヤレバーを借りたりして、皆で隙間からこじ開けを試みます。しかし工具(?)が適当じゃないせいか、なかなか思うようには行かず、ママレモンさんが漁港に行ってL字のものさし(これが最適らしい)を借りてくると出かけました。その直後、黙々と窓の隙間から針金を差し入れて手ごたえを探していたキヨタンさんが突然「おっ、来た〜」と言ったかと思うと、コクっとレバーが上がりロック解除。「おー」と皆で拍手喝さい(?)。さすが元トラックドライバー、すばらしい技術です。

という訳で、無事再スタートし、とりあえず地層断面を目指します。我々トラック隊が先回りし、ブルドーザーが置いてある土砂切り出し現場のような広場があったのでトラックを停めます。これがまた景色に溶け込みすぎており、とてもも観光客には見えません。程なく、自転車隊が到着して皆で記念撮影。

再出発ししばらく走ると元町の市街地が現れ、予定していた御神火温泉に到着。自転車隊はそこから先の海岸沿いのサイクリングロードを往復しますが、我々トラック隊はそのまま温泉へ直行。体は湿気で外で走ったようにぬれていたので、温泉は気持ち良いです。
僕が温泉から上がってきたころ、自転車隊が到着。疲れた体を温泉で癒します。でも着替えがなくてかわいそう。
皆温泉から出てしばらく休憩した後、宿に電話して迎えに来てもらいました。

下へ続く・・・

▼写真集(クリックでビックサイズ)


竹芝港玄関


乗船を待つ2等のお客様


船底客室。俺達これからどうなる? by 後ろの2人


早くも宴会モード


さようなら竹芝港


こんにちは大島@4時


デッキで夜を明かす人々
Dead or Alive?


雨の岡田港


ネイビーさんと
”タリバン”シロイ氏


キブランさん


ママレモンさん改め、ウサギさんの華麗なフォーム


キヨタン♪
神の手を持つ男


穴だらけのサポートトラック
びしょ濡れでトイレも近くなる


筆島前で休憩
レンズに水滴が


すし屋の前
大正風ストリート


すし屋の少し先かな


地層断面前の工事現場
どう見ても工事車両


どう見ても工事関係者
最悪の格好だ


地層断面
うーん、切れてる


サポートカーから


もうすぐ元町かな?


御神火温泉前


翌日大島空港前牧場


岡田港から少し先周遊道路


ケイコちゃん@
乗車失敗


ケイコちゃんwith
我がNRS


ママレモンさん@
浜辺ダート


レインコートびしょ濡れ男
@浜辺ダート


椿公園前


トラックで港に移送される
マシン&シロアンさん


岡田港上から


さようなら大島


こんにちは横浜
ベイブリッジ


横浜港旅客ターミナル
モダンハウス


帰ってきたよ東京
夕闇レインボーブリッジ

 

▼夜の朝海館

ところで、この宿に来てからいつも一人で食事をとっている女の子が居たのですが、ケイコさんといって教育実習のため大島に来ている音大生(専攻はオーボエと指揮)だそうです。ママレモンさんたちが話しかけて、自分達が25〜28歳位に見えると言われたらしく、舞い上がっていました。

夕食後は皆ぐったり寝るのかと思いきや、しばらくしてママレモンさんの客室で宴会が始りました。 僕は途中で自分の部屋で少し寝てまた宴会に戻ると、さっきのケイコさんがやってきました。事前に誘っていたのでしょう。
思ったとおり彼女はかなりノリが良くオヤジの相手も得意、 アクの強いおじさんたちのハートをすっかりつかんでしまいました。
各自自己紹介をきっかけに若者相手に説教モードに入りかけるも、嫌な顔ひとつせず相槌を打つケイコさん。特に「ゴッドハンド」キヨタン♪は、添加剤B等を多量に摂取しパワー全開、オヤジギャグ&シモネタ連発でもう止まりません。
結局宴会は12時過ぎで終了し部屋に戻ったものの、どうも何処かで話し声が聞こえるなと思ったら、キヨタンさんはけい子ちゃんと別室でその後も語り合っていたようです。

▼大島の夜明け

これだけ寝てないと今夜は朝までぐっすりかと思いきや、やはり普段のサイクルと変わらず4時過ぎごろ目覚めてしまいました。
外を見ると結構良い天気だし、昨日の鬱憤を晴らすため一人自転車で走りに行く事にしました。

昨日の周回と同じ方向に進んだつもりが実は逆で、知らない間に大島空港に着いてしまいました。都市の空港とは全く違い建物も殆どなく、中南米の地方とか旧日本軍の空港(知らないけど)みたいな景色です。
そこからまた宿の方に戻り、下りのスピードを殺したくないのでそのまま宿を通過、普段都心では経験したことない高Gコーナーに突入し怖いけど楽しいです。その先は海の見える周回道路、昨日とはうって変わってとても美しい景色です。

宿に戻ってしばらくすると、シロアンさんが帰ってきました。なんと朝4時ごろ出て3時間ほどで島1周してきたそうです。凄すぎる!

裏砂漠断念⇒プチダート

そのころ期待に反してまた雨が降ってきて、朝食後も雨は上がったもののかなり怪しい天気です。予定では宿の人に車で送ってもらい念願の三原山裏砂漠のDHを楽しむ予定でしたが、霧が深すぎて前が見えないということで断念することに(涙・・・

という訳で、この日の午前中は各自自由行動となり、先ずキブランさん・ウサギさん・ネイビーさんがどこかに出発。残りの人はケイコさんと自転車と共に記念撮影したあと、空港・牧場方面と反対の大島公園方面のグループに分かれました。僕は大島公園方面にダートがあると言うので、ママレモンさんとシロイさんとともにそちらに向かうことにしました。

最初の海岸道路の平坦〜下りでは快調に進むものの、上り坂に差し掛かるとやはり僕だけ遅れ始め、なかなか終らないのでもううんざり。ぜいぜい言いながら、やっと公園の一角に到着。レインコートの中は汗でびっしょりです。しかも、雨はもう殆ど止んでいるのに、下は下着みたいなシャツなので脱げない!
そこから海岸方面に下りてダートに突入、バイク2台分ほどの幅で結構荒れています。しかも下りですぐ左側は断崖絶壁みたいな所もあり慎重に通過。その後山中のフラットなダートになり、岩の波打ち際に到着。

ここで記念撮影をした後、ママレモンさんとシロイさんは帰りの準備のために引き返しますが、僕だけ遅い船便なのでさらに奥に進む事にしました。ところがこれが悪夢の始まりで、すぐに狭い舗装路の急な上り坂が現れ、行けども行けども終る様子無し。そのうち視界が開けたと思ったら、はるか上の方まで道が続いているではないですか!最後の方はウイリーできそうなギアで亀さん走行。何とか周回路に合流し少し下ると、椿園でした。なんとこんな所まで来ていたとは、しんどいはずです。

資料館の売店で脱水症状気味の体に水分補給してから宿に引き返します。あれだけ上って来たのだから相当下りが続くかと思いきや、意外とすぐに終わり(本当は結構走っていた)、海岸線をまた上ります。

まだ下へ続く・・・

▼QuickTimeムービー

ネイビーさん
fromサポートトラック
ウサギさん
fromサポートトラック
ママレモンさん
fromサポートトラック
キブランさん
fromサポートトラック
シロイさん
fromサポートトラック
キヨタンさん
fromサポートトラック
ネイビーさんV キヨタン♪@地層 キブランさん@最後 キヨタン♪@最後

NSR車載カメラ
@椿公園付近
うなり音がバイクみたい。

「ふるさと」by ケイコとレモン。 みんなちゃんと聞いてる? トラックで宿を出発
本当は写真のつもりでした。
超短くてすみませんが、DLの都合もありますし、カメラの電池も持たないので。

▼いよいよお別れ

宿に戻るとまだ11時前ですが、皆さん戻って食堂でくつろいでいました。僕は風呂に入り、トータル4日分の下着をすべて着つくして戻ってみると、けい子ちゃんとママレモンさんのオーボエ&ハーモニカのセッションが始っていました。うーん、なんかデパートの閉店案内みたいで涙を誘います。
宿の主人のリクエストでアンコール曲「ふるさと」が終ると、いよいよお別れです。すでに輪行バックに入れた自転車をトラックに積み込み、皆さん宿をあとにしました。

一人残された僕は少し横になって休んでいたら、また雨が強くなってくるではないですか。船会社に自転車を積みたいとTELしたら、出航1時間前までには来てくださいと言われたので、もう殆ど時間がなくなってしまいました。
結局バイクを掃除したりして、雨脚の弱まるのを待ち、 一応ケイコさんの部屋へ行きご挨拶をしてから、スタッフの全くいない宿を後にしました。

港に着くとやたら晴れてきました。まだ出航までは大分時間があるのですが、何もすることはありません。
とりあえず自転車を預ける手続きをすると、係りのおばさんが「突堤の端に置いてあるコンテナのところに誰かいるので預けてくれと」言うので、行ってみると釣り人以外は誰も見当たらない。何台かトラックが停めてあって中でドライバーが仮眠をしているので、もしかしてこれか?と思いながらうろちょろしてたら、そのうちの一人が僕を見つけ「自転車、預ける?」と聞くので、そうだと言ったらコンテナの1つを開けて僕の自転車を入れてくれました。ただし、それ以外の荷物は無くもぬけの空でしたが。

そうこうしてると、徐々に客が待合所に現れ、出航するときに竹芝港で見た自転車軍団もやってきました。
行きもそうだったのですが、彼らは自転車を一応輪行袋に入れていますが、コンテナに預ける様子は全く無く、担いで乗船していきますが、これってOKなんでしょうか?

▼いざ出航

乗船後しばらくして出航の「ドラ!」が鳴ります。
デッキから大島に別れを告げます。あらためて海岸線から切り立った地形で、自転車でも通ったアーチ橋が見えます。客室に戻って早速睡眠。2等座席を予約していたのですが、結局直前にまた和室(雑魚ね)に変更しました。行きよりさらに空いてる感じです。

目覚めたときは、三浦半島くらいでしょうか。船内放送で横浜に6時に到着しますとのこと、そうか横浜に寄るんですね。
まもなくベイブリッジが見えて、次に眩しい夕日をバックにランドマークタワーやら観覧車のおなじみの景色が現れます。その手前にはレトロチックな建物が、ああこれが倉庫街(でしたっけ?)か!
船はその場で旋回しつつ、雑誌で見たことある横浜港のユニークは建物が現れます。デッキで見ている我々と建物からこちらを見る人の視線が合うほど間近に接岸します。

途中下車の乗客を吐き出した船はすぐに出港。日も沈み、遠くの空だけ青紫に光るころ、見慣れた東京湾の景色が出迎えます。帰ってきたぞメガシティー東京、コンクリートジャングル。
おっとそういえば、大島も東京でした。しかし無理がありますね、本当のジャングルみたいな植生でも、車に鍵をかける人がいなくても東京都なんて(笑

ママレモンさんのレポートに行く

 

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