Motorcycle -- MCタイチ

バイク試乗インプレ(旧)2009-09-01

大体2005年以前のバイクインプレ一覧です。最新バイクはこちら⇒ バイクインプレNEO

評価項目について

評価点について

「リッターバイクとしてはパワーが・・」と言った同一カテゴリーでの評価ではなく、すべてのバイクを同じ基準で扱っているつもりです。コメントの頭の数字が得点で上から順に;

⑩完璧 ⑨ほぼ完璧 ⑧かなり良い ⑦良い ⑥まあまあ良い ⑤普通 ④イマイチ ③まずい ②ひどすぎる ①最悪

試乗コースについて

バイクの印象は試乗コースに大きく左右されますし、そのときの体調とか前後に試乗したバイクなども影響するのか、別の場所で試乗するとかなり違ったインプレになってしまいます。そこで、試乗コースを次のようにカテゴライズして表示する事にしました。

バイク名
(試乗コース)
エンジン
(性能/キャラクタ)
ハンドリング乗り心地ポジション足つき性
(取り回し )
総合
CB1300SF(’03)
(市街)
⑨/⑥
巨大トルク、重厚な質感。回す気もおきない。

この巨体なのにかなり軽快で変な癖もない。
従来モデルとは別物らしい。

大型車らしく重厚で、あたりも柔らかめ。

楽チン・ハンドルもあまり遠くない

高さは低めでも幅がある。しかも重量が・・・

巨体の割に軽快で街中でも普通に走れる、でもそれだけ。
これだけ大きい必要あるの?
VFR800 (市街)
(駐小)
⑧/⑩
直4よりスムーズでトルク感はリッター並み。不思議に中回転あたりで振動が殆ど無くなる。独特の音も良い。

重さはそれなりに感じ軽快ではないが、交差点では自然で扱いやすい。

ギャップで結構突き上げがあった。高速設定か?

リッターSSよりは大分まし。ハンドルはセパハンとしては高く、若干遠め。

リッターSSよりは大分まし。

ハイスピード快適ツアラーにして取り回し良好。高速ツーリングでは無敵。
CBR954RR (市街)⑩/⑥
軽量車体との組み合わせで超強力。03’R1よりは何とかなる。シャープでドライな質感。

相当シャープで剛性感高い。600よりはハンドルの手ごたえあり。

見かけの割に、それほど悪くない

リッターSSの中ではハンドルが近めで楽な方だがやはりきつい

リッターSSとしてはまともな方かな。軽いので何とかなる。

ホンダらしく中庸なキャラのリッターSS。ただし、ハンドリングのシャープさはやりすぎか。
CB900ホーネット
(市街)(駐小)
⑧/⑥
トルクフルだけど印象薄い。

若干操舵角が付きやすく、ねっとりしてるかな。乗り方次第で異様に軽い。

可も無く不可もなく。

ネイキッドの標準

シート高の割には良くないけど、問題ない。

値段は安いがすべてに特徴なし。市街地のほうが印象良い。
CBR600F4i(02)
(市街)
⑥/④
ちょっとがさつで吹けもイマイチ。
トルクが細くてスタートでも気を使う。ある程度回せばそれなり。

かなりシャープで軽快。跨いでも走ってもSVより軽い。ブレーキングも安定している。

締まった感じだが悪くないとおもう。

ハンドルが低くないけど遠め。細いタンクだけど形はイマイチ。

細い車体の割に954と大差ないような。
押し歩きはSVより少し良い。

600SS中では安くて、スタイルやハンドリングは好きだけど、エンジンがね・・
CBR600RR (‘03)
(市街) (サーキット)
⑦/⑦
F4Iより大分トルクフルでフィーリングも良くなっている。

極低速コーナーではハンドル切れ込み感あり。速度を増すと妙な粘りが出て、ラインが限定される。

意外と良いかも。

コンパクトだけどハンドル低すぎ。

OFF車に近い悪さ。まあ、軽いからなんとか。

ある意味ホンダで最もスパルタンかつ癖のあるバイク。
XR250 (‘03)
(駐小)
④/⑥
低速から力強く、割とスムーズ。

安定感あるが、オンロードでは少々鈍くサスも動きすぎ。

柔らかいサスで快適だけど、ちょっと動きすぎかな。

当然楽。従来モデルよりハンドルの位置が自然かも。

両つま先が地面に触れる程度。軽いから許せる。

久しぶりのOFF車だけど、少なくともONでは鈍重。
XR250モタード
(市街) (駐小)
④/⑥
基本的には上のXRと同じ筈。でも何故か若干シャープな感じが・・・

旋回は怖さも癖も無く軽快で自由自在。締まったダートなら結構安定してる。

リアは柔らかいけどフロントはXRよりしっかりしている。

XRとの違いはよく判らなかったが、ハンドルが狭いらしい。

XRより数センチの差だが、大分良く充分実用的。

中・低速ベストハンドリング。高速移動が快適なら言うことなし。
CB400SF(04)
(駐小)
⑥/⑦
初期型とは違い、トルクフルで滑らか。
低速でもSVと変わらない力強さ。

低速コーナーは自由自在かつ安定。ジムカーナのようなコースではめちゃ楽しい!

ストローク感はあまり無いが、悪くは無い。

さすが400ネイキッド。体に無理がありません。

さすが400、良好です。

さすがホンダの売れ筋。エンジンも車体も、誰が乗っても無類の扱いやすさ。
CBR600RR(05)
(駐小)
⑧/⑧
6Rと方を並べる驚きの低速トルクとスムーズさ。
抑えたピークパワーと言い、これってSSのエンジンなのか?

これも従来の癖(取り留めの無さ)が薄らいで扱いやすくなった。

しなやかな印象で、悪くない。

これも格段にアップライトになった。

これもかなり改善された。ポジションの変化はシート高のせいか?

あらゆる点で従来モデルより扱いやすくなった。街乗りSSと言う新ジャンルを確立した(?)
XR400モタード’05
(駐小)
⑥/⑥
スムースでマッタリ系。
エンブレも強すぎず、気楽に走れる。

DRモタードより軽快感あり。低速・低荷重設定で街乗り向き。

フワフワしない程度に柔らかい。

らくちん。

DRより明らかに良いばかりか、XR250よりわずかに良いかも。

モタードのスポーツマインドとパーツの質感を追求しなければ、快適街乗りバイク。
XR230‘05
(駐小)(街)
④/④
駐車場コースでは良かったが、街で乗ったらダメだった。大きい振動、非常に古臭いフィーリング。

オフ車の割にはしっかり間、接地感もあるし、結構クイックに曲がれる。

オフ車らしくとても柔らか。車格以上にストローク感あり。

楽チンだし、窮屈さも無い。タンクがせりあがっていないので前後移動しやすい。

250モタードより格段に楽。 低重心で取り回し最高。

街で乗ったら評価が低下。エンジンが古くさすぎる。30年近く前の物を使い回すホンダの姿勢は疑問。
CB1300
スーパーボルドール‘05
⑨/⑥
スムーズかつ怒涛のトルクでスタートダッシュで無敵。ただし、キャラクタはそっけない。

フロントだけが激しくノーズダイブながら敏感にステアし、リア(と言うか車体)が付いてこない感じ。

フロント柔らかすぎ。リアはストローク感無し。
ただし、突き上げは無い。

ハンドルが妙に遠い。

ぶっとくて重い車体。

カウルが付いたのは良いけど、ハンドリングのバランスは崩れた。信号GP系直線番長。
バイク名
(試乗コース)
エンジン
(絶対性能/性格)
ハンドリング乗り心地ポジション足つき性総合
FZS1000
(市街)
⑧/⑦
トルクフルでパワフルしかもリッターSSと違って扱える速さ。
質感もジェントル。

低速コーナーではセルフステアが強いが、活発に走ると軽快でしなやか。

柔軟かつ安定感あり。
シートも腰があって幅広。

タンクが短く・ハンドル高く形状も良い。ただタンク形状がニーグリップで少し痛い。

幅広かつ高いシート。重い(重心高い)ので停車するとかなりヤバイ。

素性は良いけどあまりにも背が高く、重さもある。
YZF-R1(03)
(市街)
⑩/②
凶暴パワー。低回転じゃないと怖いのに、あっという間に回ろうとする、制御困難。

全体にシャープなのに、ハンドルあたりにねっとりした感じが。どう走ったら良いのやら。

SSとしては良いと思う。

一見コンパクトだけど、ハンドルが低くかなり厳しい。

前傾ポジションを考えると③に近いかも。

僕の腕と体格では全く手に負えない。
少しの試乗でぐったり疲れた。
XJR1300
(市街)(駐小)
⑨/⑤
さすがに大トルクだが、回転は上げたくない感じ。
質感はマイルドで印象薄い。

基本的に自然で、 パイロンコースでもクイックではないが、鈍くもない。

どっしりしてて悪くないと思う。

ネイキッドとして自然だが、若干ハンドルが遠いかも。

高くは無いが、幅があるし、何より重量が・・・

すべてにおいて中庸で、何処も悪いところがないが何も感動がない。
T-MAX(02)
(市街)(駐小)
⑤/⑥
低速パワー感は400ネイキッド位でたいした事なし。
マイルドで振動がとても少ない。

ホイルベースの長さを感じるが、バンクしても安定していて怖くない。

ロングホイルバースのせいで良いと思う。

絶対的にはかなり楽だが、スクーターとしてはスポーティーかも。

高さはともかく車体幅のせいで、足が全く付かない。

スポーティーなイメージがあるけど、意外にまったりした感じ。
所詮はスクーターか。
T-MAX(06)
(駐大)
⑥/⑥
以前より出足加速が良くなっていた。 エンジン振動は250スクータよりある。

基本的にナチュラルだが、セルフステアが不足し舵を当てるような操作が若干必要。

どっしりしている。

絶対的にはかなり楽だが、スクーターとしてはスポーティーかも。

やはり厳しいが慣れれば何とかなるか?

マイナーチェンジ(時期不明)で各部改善か?でも、基本的には100キロ近く出さないと真価は判らない。
TDM900
(市街)(駐小) (駐大)
⑦/⑥
基本的にトルキーでスムーズだが、低回転ではすぐノッキングしエンスト寸前。
回しても振動は少ないがエンブレがきつくなる。意外とおいしいゾーンが狭いかも。

クイックではないが、倒しこみの軽さや安定性や操舵角の付き方、すべてが自然で扱いやすい。

柔らかく長めの足だが、オフ車のようにゆらゆらしない。

基本的にはかなり楽だが、何だか独特。 ハンドルが少し狭いかも。

シート幅が狭めなので、高さの割にまとも。
見た目に反し跨った時の手ごたえは軽い。

市街地ののろのろ運転は少し苦手だが、ツイスティーロードで速く、高速巡航も楽そう。
YZF-R6(03)
(市街)(駐小) (駐大)
⑧/⑦
中低速トルクもわりとあり、軽い車体のおかげで活発に加速。
でも本当は回転を上げてアグレッシブに走りたくなる性格。

低速コーナーではハンドルに妙な重さを感じ曲がりにくい。

突っ張った感じの固めの乗り心地。

ハンドルが近いので割と楽だが、視覚的につんのめる感じ。

数値的にはビックSSと変わらないが、スリムかつ軽量なせいか悪くない。

残念ながら試乗するたびに印象が悪くなる。
周りが急速に良くなるせいか。
FZS600(02)
(市街)
⑥/⑥
おとなしい性格だが、低速側に振ってあるので、市街地を普通に走ればそこそこ活発。

FZ400のシャープさと比べると大分安定志向。とは言え鈍いことは無くすべてが自然で丁度良い感じ。

車重が600にしてはあるせいか落ち着いていて、あたりも柔らかい。

カウル違いの従来型より若干ハンドルが近いようで、とても楽で無理がない。

400ネイキッドと同等なので当然良い。

すべてにおいて適当。トータルバランスがとてもよい。
ただ、刺激や新しさはない。
YZF-R1
(04’)(市街)(駐大)
⑩/⑧
03’とは打って変わってマイルド。市街地でも扱いやすく、質感も高い。
回せばとんでもない力がある(筈)。

低速コーナーでもハンドルの切れ込みや重さが無くとても自然。

しっとりしてて、案外悪くない。

意外にもきつくない。R6より楽かも。

SSとしては良好。

すべてにおいて03モデルとは別物。これだけ扱いやすくてパフォーマンスが高いと、R6の立場は・・・
FZ6-S(04)
(駐大)
⑦/⑥
非常にフラットトルクで600としては力強い。
スムーズでありながら、硬質でドライな質感。

とても率直で扱いやすいハンドリング。
「N 」は輪をかけてクイック。でも自然。

フロントサスは良く動くが、リアは硬すぎて殆どストロークしない。

ハンドルは近く高く、形状が結構絞られていて非常に快適。

リアサスが沈まないので結構厳しい。重心が高いので取り回しも結構重い。

硬いリンクレスサスにコストダウンが感じられるものの、至って率直な優等生。ただ、ぐっと来る何かが無い。
Tricker
(駐小) (市街) (ダート)
④/⑤
セローより25cc増えたからと言って、特別トルクが増した感じは無い。
この車体には必要十分なパワー。感触も普通。

低速ダートではセローよりクイックなのに、フロントが逃げる感じがなくて、とても率直。
ただ、舗装路である程度速度を出すと、若干立ちが強いかも。

前後ともとてもよく動くサスで、乗り心地良好。

楽チンを通り越して、ハンドル近すぎ高すぎ。
スタンディングが似合う。

セローよりすべてが二回りコンパクト。
MTB並みと錯覚してしまうほど。

アクションの練習は勿論、山で遊ぶにもセローよりこちらを選ぶ。
ただ、街乗りを考えると、XRモタードを選ぶ。
パーツの質感も少々安っぽいかも。
マジェスティーC⑦/⑧
ビックバイクにひけを取らない出足加速。振動も殆どなくジェントル。

クイックでありながら、ナチュラル。スラロームもすいすい。峠でも下りなら結構速いとみた。

かなり荒れた路面でなければ、悪くないと思う。

楽珍で自然なポジション。

幅はあるけど、低いシート。全く問題なし。

実質的な速さと快適さを備えた真の街乗り快速。最新ライバルが重量増するなか、俊敏さで逆に引き立つ。
バイク名エンジン
(絶対値/キャラクタ)
ハンドリング乗り心地ポジション足つき性総合
SV1000S(2003)
(市街)
(駐小)
⑧/⑦
アクセル操作に対するレスポンスが400に比べ全然穏やかなのが驚き。
低回転から1Lの力を発揮するが、穏やかなパワー特性なので扱いやすい。

ビックサイトのコースではもっさりした印象だったが、公道で乗るとリッターバイクとしてはかなり軽快。同じキャラの弟分SV400Sとほぼ同じ感覚で操れる。

重量のせいもあると思うが、400より大分あたりが柔らかいようだ。

前傾度合いはSV400S若干きついかな。
04モデルで改善。

かなり厳しいが、スリムなのが救いか。
04モデルで大幅改善。

ビックサイトの印象と打って変わり、街中では扱いやすく旧モデルから色々と洗練されている。
SV400S(初期型)
日本全国
⑥/⑦
未だにこのクラスでは最強のトルク。実用上の速度の乗りは600とさほど遜色ないと思う。音も良い。
最大の弱点は、アクセルオン・オフでトルク変動がとても大きいところ。

基本的には安定志向。バンキングは素直だが、向きはあまり変わらない。
市街地ではネイキッドの方が楽だが、高速コーナー及び切り返しは得意かも。

あたりは硬めなのに、ドタバタと落ち着かないサスペンション。
シートは硬めだが僕には快適。

ハンドルは見た目より高いが遠め。水平なシートでお尻が突き出しバランスがイマイチ。

今のビックバイクと比べると、かなり低い。
重心高めで車重の割りに取り回し重く感じる。

個性的でありながら、あらゆるシチュエーションで平均点が高く、 コストパフォーマンスも非常に高い。
400は一代限りの幻の名車かも。
DR-Z400SM
ミニサーキット
⑥/⑤
OFF車然としたもっさりフィーリング。250単気筒並みにスムーズだがパワー感もそれなり。
回せばパワーがあるはずだが、エンブレが強いのでそれも厳しい。

ナチュラルだが250モタードと比べて安定志向。 しっかり感はあるがヒラヒラ感は無い。
とは言え絶対重量は軽いのでカートサーキットでは楽しい。

ロードスポーツとしてはソフトで乗り心地は良いが、動きは上手く抑制された上質なサス。

着座位置の自由度が高いのでポジションは自由自在。
シートは固めでOFF車系の中ではお尻も痛くなりにくいと思う。 

DR-Z400S(OFF車)と比べて格段に良い。
250モタード並みで街中もOK。

期待が大きかっただけに、ちょっと拍子抜け。特にエンジンはもっとパンチを増してエンブレを弱めて欲しい。
車体のポテンシャルは高いと思う。
アドレス
125V
(街)
⑤/⑦
ガバッと開けなければ意外とジェントルな出足だが、40キロからグングン加速し80キロまで余裕。音は案外勇ましいが振動はマイルド。

小径ホイールと言うかスクーターの性か、切れ込むステア。曲がるのは楽しくない。

小径ホイール、ショートホイールべースの割に悪くない。

かなりコンパクトだが、原チャリほどは窮屈じゃない。

原チャリ並みの車体で、悪いはずが無い。

原チャリ並みの車格&価格に、2.5倍のエンジンパワー。
早さ・楽さ/コスト(@街)=世界一。
バイク名エンジン
(絶対値/使い安さ)
ハンドリング乗り心地ポジション足つき性総合
ZRX1200R
(駐小)
⑨/⑧
とても力強く存在感がある。
なのに割とスムーズでマイルド。

意外と軽快。 ゴロッっと傾く感じはあるが、ハンドルが切れ込んだりせず自然。
ただ、タイヤとシャシが車重とパワーに負けてる感じがする。

重厚で悪いはすがないと思う。

ハンドルの近さ高さは僕にベストマッチ。
大きい人だとせせこましいかも。

数値的には低めだけど幅が広いのかあまり良くない。
傾くとさすがに支える自信が無い。

ビックネイキッドとしてはシャープなハンドリングとエンジンで面白い。
ロングライドでも疲れにくそう。ただあまりにも重い。
Z1000
(市街)
(駐小)
⑧/⑦
ZRXよりさらにスムースで洗練された印象。パワー的には、少々大人しい低回転に対して、中速以上の炸裂する力がやや唐突な気もする。

ZRXより2回り軽くコンパクトなので、シャシに余裕があって不安感は無い。クイックで軽快ながらセルフステアが自然で低速でもふらつかない。

腰があるけどごつごつしてないと思う。

ハンドルが近くて低い、ネイキッドと言うよりSS系のコンパクトなポジション。と言ってもSSより断然前傾は緩やか。
ただ、ハンドルは幅広でストレートすぎる。もっと絞った感じの形状が良い。

同じシート高のリッターバイクの中ではマシな足付き性。
車体はコンパクトだが、停まった時の重量感は数値なりにある。

個性的で エキサイティングでかなりお気に入り。公道では600SSより速く走れるかも。
惜しむらくは、2段エンジンと防風効果が無い車体。
Z750(2004)⑧/⑧
高回転型のZ1000より低速トルクが太い!しかも滑らか。レスポンスも穏やか。
集合マフラーも低音が効いた落ち着いたサウンド 。

Z1000よりサスが柔らかいために挙動をつかみやすい。
軽快でありながら神経質な所が無い。

リアは最初は柔らかく奥で急に硬くなり、ギャップはねるけど、 スポーツバイクとしては許容範囲。

Z1000と同じ。
足場の悪い所でもなければ問題ない。

エンジン・ハンドリング全てにおいて、軽快かつ扱いやすい。YSZさんのインプレ
Z750S
(駐小)
⑧/⑧
Z750より何故かレスポンスが軽い。よくよく調べると、個体差やオイルの違いではなく、吸気系が違うらしい。

カウルの重量なのか、ディメンジョンなのかZ750より明らかに安定志向。でも、 普通の基準からすると軽快感と安定性のベストバランスかも。

サスはZ750より落ち着いてるかも。ただしシートはあんこ抜きしたみたいで感触イマイチ。

Z750よりハンドル形状が若干まともなのか?

Z750みたいな腰高感が無く、若干良いかも。

Z750をさらに洗練させカウルの快適性も手に入れた万能マシン。顔つきが好みじゃないけど、今買うならSを選びそう。
ZR-7S
(駐小)
⑦/⑦
ブワーとFANの様に回るエンジンは異次元の感触。
低速トルクもあって扱いやすく、実質的に速い。

エンジン外観や数値上の重量に反して、軽快で自由に曲がる。

しっとり良好。

ハンドル形状も普通でとても自然。

低いシート高、スリムな車体。

全てがマイルドで楽でありながら、さりげなく速い。
さすがに隠れた名車と言われることだけはある。
W650
(駐小)
⑥/⑥
パルス感は強すぎず少なすぎず。
レスポンスは鈍めだけど、力はあるので軽い車体に充分。

高速コーナーでは剛性感が足りないかも知れないが、 車体がコンパクトで軽いので低速コーナーでは軽快で扱いやすい。

悪くない。

ローハンドルの方が自然。
UPハンドルだと高すぎて⑥かな。

上よりさらに低いシート高、スリムな車体。

レトロな外観にして案外実用的なバイク。
D-Tracker
(駐小)
⑤/⑦
高回転型と言われる割に低速トルクもある。
スムーズでレスポンスも適度、エンブレも強すぎない。
やっぱり単気筒は250が適度なのか?

XRモタードと同じく、ヒラヒラとコーナーが楽しい。

フロントは渋くて、リアはちょっと柔らかすぎ。でも全体としては良好。

OFF系としては絞り気味のハンドルは自然で良い。

実用上問題ない。

400が必要なのか疑問に思わせる案外実力派エンジン。
通勤最速マシン。 セカンドバイクに欲しい。
ZX-6R
(駐小)
⑧/⑦
低速から力があって、750~リッター級の加速感。軽快でありなが600SSにありがちな線の細さが無い。

回頭性がシャープで軽快。SSに特有のフロントネットリ感が無く、比較的ナチュラルなハンドリング。

SSとしてはストローク感がある方。

今まで乗ったSSで最も楽。

これもSS最良の部類。10Rより良い。

現時点で最もフレンドリーかつ最も楽しいSSだと思われる。
ZX-10R
(駐小)
⑨/⑥
高回転ではスーパーパワーも低回転では普通に扱える(感動は無いが)。

ターンインではフロントが粘って動きが重いところが、6Rとは対照的。

普通だとおもう。

リッターSSの中ではR1に次ぐ楽さ。

6Rより明らかに足が届かない。

楽しい度では6R。高級度ではR1。絶対的な速さでは多分NewR1000。微妙な立場の10R。
バイク名エンジン
(絶対値/使い安さ)
ハンドリング乗り心地ポジション足つき性総合
BMW
F650GS
(市街)
(駐小)
⑥/⑥
低速トルクはそれほど無いが、中速以上では活発。スカバーより振動はマイルドだがレスポンスは鈍い。

旋回性はほどほどだか、軽快に寝てかつ安定感あり。ただし渋滞エリアでは若干ふらつく。

柔らかくて落ち着いている。シートも腰があって柔らかい。

とにかく楽だが、ちょっとハンドルが高すぎる気もする。

400ロードスポーツ並。
他のビックオフとは桁違いの楽さ。

高速道路・街中・峠・ダート何処でもokだけど、ちょっと面白みに欠けるかな。
スタイルは好き。
BMW
F650GS
ダカール
(市街)
多分同上
ノーマルGSより重心が高くなっているので、かなり重さを感じるし、動きも少し鈍い感じ。

同じく柔らかい。

同じく楽だが、ローシートのため若干バランス悪いかも。

ローシート仕様だったので普通のダカールより大分ましだが、結構幅があって厳しい。

普通のビックオフみたいに取り回し大変。これならノーマルGSの方が良い。
BMW
F650CS
スカバー
(市街)
⑥/⑤
GSと同じはずなのに、こちらの方が元気に感じた。都心でスクーターを軽くぶっちぎる。
ただし振動も激しい(個体差かも)。試乗コースの違いもあるので回せたからかな。

非常に軽快かつ自然で自由自在。 なのに安定していて不安感が非常に少ない。GSとは全く別物。
SVでてこずるうねりのある内堀通りで無敵の速さ。

基本的にGSと同様に柔らかくてよいが、少し引き締まった感じでオンではこちらがベター。

ハンドルはGSより狭くて遠い。少しハンドルを手前に回したい感じだが、比較的楽なポジション。

ノーマルGSと同じ。
若干シート形状が違うらしいけどよく判らない。

驚きのベストハンドリングマシン。乗り心地を含めシャシ性能は完璧に近い。
ただし、100万以上の値段であのチープな感じのエンジンはどうも・・・
BMW
R1200GS
(市街)
⑧/⑤
意外と振動が多くてワイルドな感じ。
パワーはさすがに強力で街中では低回転しか使わない。

巨体の割に軽やかな寝かしこみ。反面安定性もある。ただしアクセルONではシャフトドライブのせいで少し車体が傾く。

落ち着いている。シートも腰があって疲れにくそう。

巨体の割にハンドルが遠くなくて、安楽な殿様ポジション。

低重心に助けられ、停止する場所を間違えなければ何とかなる。

ビックOFFとしては乗りやすいが、ロードツアラーとしては少し粗野。
長距離乗らないと真価が判らないのかも。
バイク名エンジン
(絶対値/使い安さ)
ハンドリング乗り心地ポジション足つき性総合
Ducati 999S
(サーキット)
⑧/⑥
日本車では考えられない爆音でご近所迷惑。
でも、パワー特性はLツインらしく低速で力強く高速でスムーズ。

めちゃ頑固なハンドリングで、どうやって曲がったら良いか判らない。
多分思い切りハードに攻めないと反応しないのかも。

悪くなかったと思う。

前傾は滅茶苦茶きついわけではない。タンクが異様に細く、かつ膝には何も触れない。

SSとしては良いほう。車体もスリム。

音もハンドリングも日常性を廃したもの。
乗りこなす喜びとか言っても、 こんなに融通の利かないと面白くない。
Ducati Multistrada 1000DS
(市街)
⑨/⑧
振動は999Sの感じに似ているが、マフラーからのバキバキ音はかなりまし。
無敵の低速トルク。なのにあまりギクシャクしない。

国産車とは違う独特の手ごたえを少し感じるが、至って率直で適度に軽快。
小回りでも扱い易い。

締まっているが、ゴツゴツしない乗り心地。

若干ハンドルが広いが、殿様ポジションでらくらく。
スクリーンも高いので快適そう。

案外悪くない。
シートの前の方がかなり絞ってあるからかも。

これは評判どおり、公道で抜群に速く快適でしょう。
もう少し値段が安ければ、有力購入候補。
KTM 650 スーパーモト
(市街)
⑦/②
低回転ではエンスト多発(店員も同意)回せばすさまじい振動で足裏マッサージ効果。長時間のご使用はおさけ下さい。

寝かすとフロントタイヤが異様に粘り普通に曲がれない。店員曰く太いタイヤがミスマッチ。
ただし、サスペンションとか車体バランスはとても良い感じがした。

シートは適度な硬さだし、サスはWPなのでかなりいける。

意外にもコンパクトなポジション。前後移動もやりやすい。

XR250より沈まない分わずかに悪い程度。角が丸いシート形状で足を出しやすい。

ベースのオフ車のただタイヤを替えただけらしく、バランスとても悪い。高級なシャシがもったいない。
街中で使いやすいとか書いていた記者だれや!
KTM DUKE
(市街)
⑦/⑤
下から上まで活発だが振動もかなり大きい。
F650GSのエンジンがとてもスムーズに感じる。

軽快な車体、しなやかなWPサスが自由自在のハンドリングを生む。

サスは良いがシートは柔らかすぎか?

OFF系としては若干低いハンドルが街乗り最適。

かなり高いが、これもシートの角が丸くて足を出しやすい。

シャシは抜群のストリートファイター。ネックはワイルドすぎるエンジン。
KTM950 アドベンチャー
(市街)
⑧/⑤
単気筒KTMと比べて振動は格段に少ないが、ダルめの感触。長距離には良さそう。

巨体の割には普通だが、大型クルーザー的マッタリ系。

高い視点もあって、高速バス的乗り心地。

ハンドルは近いが広すぎ。

停車の度にヒヤヒヤ。極端なハングOFFで何とか接地。乗ること自体がアドベンチャー。

一度発進したら数100キロは停まるな!的マシン。街中で乗るのは無謀。
Hasqvana 400SM
(市街)
⑦/④
DR-Z400より格段にパワフルだが振動はきつい。
Nランプが無くエンストしやすいのに始動しにくい。

しなやかで軽快。
リアを流しやすい設定らしいが、街中で試せるわけなし。

動きの良いサス。シートは固めだがあまりにも細い。

前後移動容易。

国産モタード並みだが軽い分有利。

これも、一度発進したらレース終了まで停まるな的マシン。「街乗り得意」とか書く雑誌の気が知れん。
Buel XB12R(市街)⑨/⑧
背中をけられる巨大なトルク。ハイギアドな2速までで街中OK。振動も心地よい。

極浅いバンク角以上は突然寝なくなる。曲がらない。

意外にピッチングが少ない。

250~400並みのコンパクトさ。

250~400並み。

アリの体に象の心臓。直線では最高。
コーナーでは何じゃこりゃ。世界最高の個性派。
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