バイクTOP MCタイチTOP BBS

mctaichi Motorcycle
drz

バイクTOP(その他のメニュー)

お役立ち情報

ネズミ捕り赤切符、裁判所へ出頭

○公開:2010-08-27 ○修正:2010-08-28

掲示板などでお伝えしたように、お盆前にネズミ捕りに引っかかり31km/hオーバーで初の赤切符を頂戴した。

これまでの青切符の場合、反則金を金融機関で収めるだけだが、赤切符の場合は罰金。つまり被告として裁判を受け、罰金刑(上限10万円)を受ける事になる。取締の警察官に「罰金って大体どのくらいですかね?」と聞くも「それはここでは判らないんですよ、一応10万円(法律上の上限)をご用意ください」と言われ大ショック。

ただ、その後ネットで調べると、罰金には相場があるらしい。それによれば、速度超過(30~35km)で5~6万円との事、ちょとほっとする(いかんいかん、10万円と吹っかけられ金銭感覚が麻痺している)

僕の住所は兵庫県で、今回捕まったのは大阪府。この場合、そのまま大阪の裁判所に出廷しても良いが、兵庫の裁判所に書類を送ってそちらに出廷しても良いという。ただ、兵庫の裁判所は明石らしく、あまりにも遠いので大阪の裁判所(新大阪)を選択した。

免許証はその場で没収され、その赤切符が免許代わりとなる。行政処分としての免停はもっと先なので、とりあえずその赤切符で運転して法律的に問題は無い。しかし、紙切れ一枚ではどうも心もとないし、それを見せて車やバイクの試乗をするのは恥ずかしすぎる。

交通裁判所へ出頭

検挙から20日弱後の指定された日時に大阪の交通裁判所に行く。場所は新大阪と阪急三国の間、土地柄の割りに静かな団地の一角。如何にも官庁街みたいな建物ではなく、小奇麗で一風変わったマンション風なので、見つけるのに苦労した。

守衛に案内 されて中に入ると先ず受付。ここで速度違反の出頭であることを告げ赤切符を渡すと、手続きの流れを書いた小さな紙くれ「2回の2番窓口でお待ちください」と言われる。この紙によると、やたらと窓口が多いのだが、これは略式とは言え一応取り調べ~裁判の形式を取るからのようだ。

ちなみに、正式な裁判を受ける事も出来るが、手間と費用が掛かるだけで罰金が減額される事は無いだろうと諦めモードで、多くの人と同様略式裁判を選択し、その旨赤切符に署名捺印してある。なお略式裁判でもその判決に不満な時は異議申し立てできるそうだ。

以下、手続きの流れを説明する。

事情聴取(取調べ)@交通警察官室

先ず、2Fに上がるとそこは、ベンチが並んだ廊下を挟んで左右に扉が並んでいる真っ白な空間。程なく僕の名前が放送で呼ばれ、指定された扉を開けて中に入る。一応壁に囲まれたブースになっていて、机を挿んで取り調べ官(?)と向かい合って座る。

刑事ドラマならここで「もうネタは割れてるんだ、さっさと吐いちまいな」「しらねえたら、しらねえんだよ!」 的な会話がなされるはずだが、現実はネズミ捕り時と同様に気さくで事務的な処理だった。

さっき1Fで渡した僕の赤切符がもう届いていて(真空ポンプで吸い上げる仕組みにでもなっているのか?)、「足立さんですね、一応生年月日を仰ってください」と本人確認。

続いて「平成 22年何月何日、大阪府池田市何たらで、40km/h制限のところ71km/hで走行・・・間違いないですね?」と罪状(?)の確認。

次にバイクの車種名を聞かれて「スズキDRZ・・・」と僕。警官「これってモトクロッサーですか?」⇒僕「スーパーモタードというカテゴリで・・・」⇒警官『スーパーモタード』と調書に書きながら「オンロードバイクなんですか?」⇒僕「そうです。オフロードの車体にオンロードのタイヤを・・・」⇒警官「そうなんですか、私もバイク好きなんですが、初めて聞きました」・・・

と言った感じで、和やかな雑談をしたら「ここでの手続きは以上です。ご苦労様でした。」といわれて退出・・・・しかけたら、「あっ、ちょっとお待ちください」と呼び止められる。何?!と思って戻ったら、「実は違反した場所の住所がちょっと違ってまして」「現場の警官が書き間違えたんですけどね、このままだと裁判に通らないので、調書を作らせてもらえますか」という。

調書というのは、『警官が書いた住所が間違っていて、本当の住所は何処そこです』と書かれた小さな紙切れ。これに僕が署名・捺印して終わり。結局手続きとしてはここが最も時間がかかったが、それでも10分ちょっとだった。

待ち時間

次ののステージに行くまでに20分ほど待たされた。後から来た人に抜かれているようなので、きっとさっきの住所変更のせいだと自問自答。

暇なので周りを観察していると、如何にも暴走しそうな風体のものだけでなく、ネクタイのビジネスマン風やかなり年配の人もいた。印象的なのは小学校低学年位の女の子を連れた母親というペア。窓口ではその子も真剣に聞き、個室に入るときは勿論一緒。「お金はいつ払うの?」と母親に聞いたりして、とても素晴らしい(?)夏休みの社会見学になったと思う。

事情聴取(取調べ)/略式命令請求@区検察庁

ようやく名前が呼ばれ、部屋に入るとそこは検察庁(の筈)。さっきの警察官より物静かで事務的な検察官(だよね?)。

また生年月日と罪状の確認後、いきなり「罰金は5万円になりますが、今日はお持ちですか?」とプライス提示。最低額なのでホットしつつ「ええ、持っています」と答えると、「では1階でこの紙(赤切符)を渡しますので、窓口の前でお持ちください」で終了。簡単なのは良いけど、形式上はまだ取調べ中なのにもう判決言っちゃっていいの?

略式命令(書面受理)罰金仮納付命令@簡易裁判所

言われたとおり1Fに下りると、多くの人がベンチに座って待っている。一人づつ名前を呼ばれ、今度は個室ではなく窓口で氏名を生年月日を言わされる。一応裁判なので一般公開のつもりだろうか?ただし「被告○×を罰金うん万円に処す」といった判決文の読み上げは無く、罰金額と判事の署名がスタンプされた赤切符を渡され「隣の窓口で罰金を納付してください」と言われるだけ。

罰金納付@区検察庁

隣の窓口では順番を待つ事は無く、赤切符を渡すと「足立さん罰金5万円です」とお会計。その声が結構回りに聞こえるので他の人の罰金額も判ってしまう。7万とか8万の人も居た。

諭吉の枚数を二人で確認し「はい5万円ですね、隣で領収書をお渡ししますので、暫くお待ちください」ってまが別の窓口かよ。

暫く待つと名前を呼ばれ、領収書と受領印を押された赤切符が戻ってくる。「これを受付に見せて免許証を受け取ってください」

再び受付

で赤切符と領収書を渡すと、確認の為また生年月日を言わされる。合っていれば、やっと免許証が戻ってくる。勿論、領収書と記念の(?)赤切符も戻って来る。これでやっと終了。

考察

このようにやたらと窓口が多いのはお役所のお約束だが、手続き自体は簡単で特に揉めたりすることも無い。ただ毎回のように生年月日を聞かれるので必ず覚えておこう。

出頭の際、持参するものは当然赤切符そして何と言ってもキャッシュである(クレジットカードやデビットカードはダメっぽい)。罰金額は僕はネットで調べただけだが、赤切符に罰金額のお問合せ先というのが書いてあるので、大体教えてくれるのではなかろうか?あと、印鑑を念のため持参して、例の住所修正「調書」に署名する際に役立ったが、そう言う事でもない限り不要だと思われる。

尚、僕は多くの人と同様、正式裁判で戦ったり略式命令に対して異議申し立てをする気骨は無かったので、それらが実際にどう進行するのかは判らない。ただ、罰金を持ち合わせていないのか、異議を申し立てたのか判らないが、普通に払っていないと思しき人が数人いた。彼らは「罰金未納者等拘留室?」的な部屋に入っていった...

それにしても、罰金を集めるとどの位の額になるのだろう? 僕が見る限り午前の部だけで30人はいたとおもう。一人平均6万円として180万円。1日あたり360万円の売上はちょっとしたスーパー並では? これをネズミの定地網漁と書類作成だけで稼ぎ出すとは、デフレ時代の超勝ち組家業といえるだろう。

Tweet

Facebookアカウントでコメント