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DR-Z400SM(09)

DRZ 2万キロインプレ

○公開:2013-09-30 ○修正:2014-02-20

DRZの走行距離が20,000kmを超えたので、その時点のインプレをパーツや用品を中心に報告しようと思う。

タイヤ:Angel ST

今履いているピレリAngel ST(リア)のライフが大体判ってきた。先のダンロップの2銘柄があまりに短命だったため、「今度は夢の1万km」とか言ってたが余裕でクリアしてしまった。11,000kmちょい走ってまだ3分山くらい残ってるように見える。この分だと13,000kmは走れそうな感じだ。

因みに、純正のD208は2500km、次のα-12は3000kmちょいで大体コレくらい摩耗してたと思う。つまり、これらのダンロップタイヤ約3本分でAngelST1本分の寿命という事になる。何なんだこの差は!以前は、ビックシングルだからこんなに摩耗が早いのか?などと色々と理由を考えてみたが何のことはない、単にダンロップタイヤがショボかったのだ(*_*;

じゃあグリップはというと、一応ハイグリップタイヤに属するD208とα-12と、ツーリングスポーツ的なAngelSTと比較して、明らかに差があるようには感じなかった。勿論、ライフ初期でドライで路面温度十分に高い時のグリップを厳密に比較すると差が出るのかも知れないが、ストリートで体感できるグリップはそこではない。冷間時やウェットそしてライフ後半など、条件の悪い時にグリップの低下幅が如何に少ないかが重要なのだ。その点Angel STは素晴らしいと思う。

ウェットグリップ

実はDRZにしてからツーリングというものに一度も行ったことがなく^^;天気が悪い日はバイクで出かけないというスタンスなので、本格的なウェット路面を走ったことが無かった。それが先日、突然の豪雨に遭遇してずぶ濡れになりながら走ったのだが、そこでのAngelSTの安心感は絶大だった。「そう言えば今、ウェット路面を走ってるんだ」と気づくまで、殆ど普通の感覚で走れていたのだ。逆に言うと、今までのタイヤで雨中ビクビク走行だったのは、雨が降ったのを見て警戒したのではなく、無意識にブリップ感・接地感の無さを感じ取って警戒モードに入っていたという事になる。

改めてピレリのAngelSTのページを見ると、「ピレリ試乗最高のウェット性能と耐久性」と書いてあるが正にその通り。しかしホントにこのタイヤが凄いのは、ドライグリップや接地感と両立している事だ。先のダンロップタイヤは勿論の事、以前Z750で履いていたBSのスポーツ・ツーリング系(ライフは12,000kmくらい)でももっと接地感が薄く、ウェットでの安心感もこれほど無かった。

あまりにべた褒めなので自分で書いてて不安になるくらいだが、これがAngelSTに対する率直な感想だ。

ブレーキパッド(リア)

新品当時は厚さ6mm位あるブレーキパッドを見て、半永久的に使えそうに思えたが、18,000km位走ると2mm以下に減ってしまった。

DRZのリアブレーキは良く効く方だと思うが、経験上純正パッドは結構良いのを使っていて、リプレイス用はかなりグレードの高いものを使わないと同等の効きは得られない事が多い。

よって今回選んだのは、デイトナのメタル系であるGoldenPad。安いネット通販を探したが送料込みで4千円近くした(バイク用品店で買うと5千円以上)。ただ、純正品はもっと高くで確か6千円以上したので、一応こっちのほうがお得。パッド交換は最初キャリパーを外してやろうとしたが、結局その必要は無かった。分かっていれば10分程度で済む作業だ。

で、新パッドのインプレだが、普通に走った限りでは純正と殆ど同じ効きとタッチだった。食いつきが純正より若干良いかな?という気もしたが、純正がほぼ坊主であることを考えると、新品同士で比べたら殆ど同じじゃないだろうか。ただ、実験的に強く踏み込んだ時のGoldenPadの効きは強力だった。普段はそういう使い方をしないので、純正がどうだったかよくは判らないが。

エンジンオイル

これまでDRZの指定オイルであるTYPE04かECSTARしか入れたことが無かったが、2012年末に初めてホンダのULTRA G2を入れてみた。スズキの指定オイルが両者鉱物油なのに対し、G2は半化学合成。値段も¥1,300/Lくらいで殆ど変わらないのだ。

G2はオイルを注入してる時からドロっとして粘度が高そうだったが、実際に走った感触もややゴリゴリと硬い。ただ、冬に向かって気温がドンドン下がっても、その感触があまり変わらなかった(エクスターだと感触がガサツになる)。また、冷間始動性もエクスターのようには悪くならないし、白煙も大分少ないと思う。そして、エクスターがあまり走らなくても、冬を越すだけで劣化(エンジンがガサツになる)するのに対して、G2はそうした劣化は起きなかった。

結果としてのオイルの寿命は、エクスターが通常3000kmくらい(冬場は2500km以下)なのに対して、G2は冬を跨いで3000kmを楽に超えた。以前、DRZはピストンスピードが速いからオイルの劣化が早いのでは?と分析したが、使っていたのが鉱物油だったというのも大きいようだ。それでも3000km程度で感触が変化するなんて、Z750などでは考えられなかったので、DRZがオイルに厳しいバイクである事には変わりないと思う。

という訳で、コストパフォーマンスとしてはG2の圧勝だが、劣化前の感触が柔らかなエクスターの方が好みなので、今年の春からはまたエクスターに戻した。で、問題はこれから冬を越すオイルをどれにするかだが、経験上ヤマハのオイルは体感的な粘度が低いので、半鉱物油のYAMALUBE Sportsあたりはどうかなと思っている。ただ、これは値段がバイク用品店で1,700円/L位するし、通販だと値段が変わらない上に送料がかかる。なので、他の銘柄も含めて激安セールを期待しつつ様子見中である。

エアフィルタ

前回1万kmちょっとでエアフィルタの掃除をしたが、それから更に1万キロ弱走るとまたエンジンがくすぶり始めた。前回同様フィルタがどす黒く汚れていたが、それは円周の一部だ(エアの導入口がそこに集中している)。よって、クルッと回して取り付けたらまたしばらく使えそうな気もするが、今回は距離もそれなりに走ってるので掃除することにした。

例によってパーツクリーナーや呉シトラスクリーンを投入したが、意外と「キレイキレイ」(パーム油入りのハンドソープ)が効果的という事を発見した。しかしいずれにせよ、何度洗ってもドロドロとしたオイルが染みだしてきて際限がない。もう、黒い汚れは取れたし、この辺で切り上げようかと思いつつも惰性でしつこく洗っていたら、ようやくドロドロが無くなって素のスポンジに戻った。

延べすすぎ回数ははかり知れず、作業時間は1時間をゆうに超えた。前回はフィルタを触ってしっとりする位オイルを塗ってこの有様だ。なので今回はさらに控えめに、スポンジがやや湿ってるかな?程度に留めておいた。それでも装着して何ヶ月か経ってから見ると、オイルが下の方に移動してべっとりしている。ぶっちゃけ、オフロードは行かないし、オイルなしでドライなスポンジではダメなんだろうか?

リアフェンダーバック

オフ車系のバイクには、リアフェンダーの上に申し訳程度の布製バッグ(小物入れ)が付いているのだが、僕はかなり重宝して使っている。DRZの場合は元々車載工具がど真ん中に鎮座しているのだが、僕は工具を外してしまい財布やメガネケース(運転用と普段用を使い分けている)を入れている。基本的に服のポケットに何か入ってると嫌なのだ。

そんな感じで、時には買ってきた小物をそのバッグの中に無理やり詰め込んだりするもんだから、遂にファスナーの付け根が裂けてしまった。そこで、ダイソーで丈夫そうなファスナーを購入し、豊田製自動縫製機を所有している母に見せて取り付けを依頼したのだが、立体物は縫えないという(何じゃそりゃ)。

そこで、使わなくなったポーチをもらって、それをDRZに取り付けることにした。革製品用の穴あけ機も借りて底面に穴を開けたが、かなり布地を手繰り寄せないといけないので、狙った位置に開かなかった。2度めに何とか大体の位置に穴が開いた。

それをフェンダーに乗せて、樹脂製の台座を内側に当て、ボルトで固定すれば完成。元のサイズよりかなり大きくなったが、落ちそうになったり邪魔になる事は全くない。ただ、樹脂台座のフランジが元の輪郭の位置に立っているので、それが邪魔になって意外と大きなものは入れにくい。

まとめ

もう売っていないバイクのレビューやTIPSを書いても、読む人には意味がないと思って更新をサボっていたが、実はまだ新車で売っているという事を知り(何年売れ残ってるのかと^^;)、気を取り直して書いてみた。ここで、コレまでDRZに乗って出てきた不満点を幾つか挙げてみる。

ただ、4年2万キロ乗っても(僕の買い替えサイクルの末期)、正直ニューマシンが欲しいと思うほど不満がない。パワー的にはこれで十分だし、車体はこれ以上重くなってほしくない。そして、最も重視しているシャシ性能がストリートバイクとしては未だに傑出しているからだ(詳細はインプレNEO)。だから、他のバイクに乗り換えると逆に何らかの不満が出てきてしまうだろう。

僕のバイクへの要求は、中低速ワインディングで楽しめて、街乗りも苦にならず幹線道路でも周囲のクルマを軽くリードでき、街の駐輪場に問題なく駐車できるというもの。この要件を満たすのは、DRZの他には390Dukeくらいしか見当たらない。390DukeならDRZよりコンパクトでシート幅も広いので正に理想と思えるが、未だ試乗てきてないので何とも言えない。それと、基本的にはDRZと似たバイクなので、あまり代わり映えしないというのが悩ましいところだ。

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