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カブカスタム

カブのバーハン化 その1

○公開:2013-06-13 ○修正:2014-11-03

僕の電気カブは、レッグシールドやトップカバーは無いのに、ハンドル周りはプレスカブのパーツを改造してウインカーを装着するという、中途半端なスタイルでスタートした。最初からバーハン化してしまえば良かったのだが、バーハン用のパーツがやたらと高いので断念したのだ。

しかし今回こまめにネットを調べると、安いパーツを買い揃えていけば常識的な価格で出来そうだと判ったので、バーハン化を決断した。話は前後するが、バーハン化の目的は以下のとおり。

  1. ルックスの向上。
  2. トリップメーター付きのスピードメーターを装着することで、航続距離をより正確かつ簡単に把握すること。
  3. リアフェンダーカットと合わせた軽量化により、動力性能や電費性能の向上を図る。

カブのステアリング構造

カブカスタマーは御存知の通り、カブのステアリング構造は独特で、スポーツバイクのようなダブルクラウンでも無ければ、原付スクーターのようにステアリングアクスルとハンドルバーが溶接されているわけでもない。

カブ ステアリング構造プレス部品で構成されたフォークに、これまた円筒形にプレスしたハンドルホルダ(黒)が乗っている(右上)。そしてその上に、ハンドルバーアッシーがボルトオンされる。

右図はバラして装着順に並べたもの。刀のツバのようなワッシャーとゴムブッシュが何層にも重なっている。そこまでしないといけないほど、カブの振動が酷いとも思えないのだが・・・何れにせよ、これだけ複雑な構造をしていれば、軽量化の余地はありそうだ。

トップブリッジ

カブのバーハン化は、このハンドルホルダやゴムブッシュを取り去って、専用のトップブリッジ(フォークは一体なので「ブリッジ」は変だが)を装着し、そこにハンドルクランプを立てるのが定石。このトップブリッジがバーハン化のキーパーツと言って良いだろう。

当然カブにしか使えないカスタムパーツなので、既成品は非常に高価。アルミ製だと2万円以上!安い鉄製のものでも1万円以上する。そのため、「カブ トップブリッジ」画像検索で出てくるようにアルミを削り出しで自作する人もいるが、僕はそのような工作機械を持っていない。

ところがネットの世界は広いというか、カスタムショップのようなところがオリジナルパーツを出していてこれが3800円。1/3のコストダウンだ。しかし冷静に考えると、鉄板を切って穴を開けただけで3800円かあ・・・。また、板厚がかなりあるのでかなり重そう。

そこで、カスタムパーツを制作してくれる板金工房の事を思い出した。以前デンキカブ1.0のサブスレームで見積りをとった事があって、その時はちょっと高くて断念したが、今回のパーツはもっと単純で小さいので3800円もしないのではないかと思ったのだ。

オリジナル トップブリッジ

オリジナルトップブリッジ3DCAD

そこで、厚紙でモデルを作って形状を検討しながら、右図のようなCADデータを作った。板圧を薄くする代わりにフランジを立てて強度と剛性を確保するという目論見。これに寸法を記入して見積りをお願いしたところ、結果は1個の製作で2600円だった。素晴らしい!と言う訳で、若干の修正後注文した。

納期の2週間ピッタリに製品は届いたので箱を開けてみると、何故か2つも入っている。「あれ?数量間違えたの?」と思ったが、請求書を見ると1個分の値段。板金工房に確認すると、作り直しを避けるために2個作っときましたとの事。作り直しって良くわからないが、とりあえず非常に得した気分。

カブ トップブリッジ

早速フォークに取り付けてみるとバッチリフィット!オリジナルのワッシャーよりタイトに作ってあるけど、引っ掛かりは一切無い。まあ設計も良いんだけど(( ・´ー・`)工作精度も完璧だと思う。完璧というのは、工作精度Bで指定した公差内にバッチリ入っていると言うこと。当たり前と言えば当たり前なんだけど、中国メーカーとかに発注するとまずこうはならないと思う。

カドの部分は不要なのでグラインダーでカット。狙いを外して傷つけてしまった。その後鉄ヤスリでシコシコ形を整える。まあ予想した程度だがそこそこしんどい。この工程は工賃が高そうに思えたので板金工房には頼まなかったけど、あとで考えると少なくとも見積り位は取っとけば良かったなと。

カブ トップブリッジ 塗装済

その後、いつも塗装の下地処理でやってるようにサンドペーパーで磨く。段々金属の地肌が見えてきて綺麗になってきた・・・ってあかんがな!これはボンデ鋼板、つまり防錆処理として亜鉛メッキが施されているので、そのまま上から塗装すべきだったのだ(・。・;と言っても後の祭りなので、上からボディーと同色に塗装して右図のようになった。

ハンドルバー

ポジションはあまり変えたくなかったので、純正の黒い筒やハンドルの高さを調べ、バーハンにした場合と比較した。その結果、ハンドルバーのライズは150mmくらいで同程度の高さになることが判明。これは、一般的なネイキッドのハンドルバーよりは高く、チョッパー系よりは低いという、割と中途半端な高さだ。

また、カブのハンドル幅は元々700mmくらいなので、それに合わせるためには通常両端をカットする必要がある。ところが、電気バイクのアクセルグリップが通常より長く、スイッチボックスと合わせるとハンドルバーの端の直線部分はかなり必要になる。という事は、ハンドルのクランプ部分から急激に立ち上がる形状でないといけない。

そんな都合の良いハンドルは、アップガレージでは見つからず、ネットでも希少だ。そもそもネットでは正確な寸法(形状)表示をしているケースが少ないので、写真で大体想像するしかない。

カブの純正ハンドルと汎用バーハンドル。という訳でかなり迷ったが、最終的に安さに惹かれて選んだのがこれ。アルミ製で送料込みで何と780円!到着した現物で合わせて、最大限両端をカットしたが、全幅はオリジナルより30-40mmほど増えた。

それより気になったのがこの材質。通常はアルミハンドルと言ってもアルミ合金でできているが、これはもしかして純アルミ?と思えるほど軽く、切った時の感触も異様に柔らかかった。純アルミだとすると、設計上の必要強度に達しない気がする(特に繰り返し荷重がやばそう)。まあ、クラックが入ってないか確認しながら乗るしかないか(*_*;

ハンドルクランプ

カブ ハンドルクランプこれは汎用品でOKだが、見た目的にもスペース的にも大きいものはNG。モンキーその他ミニモト系のパーツが合いそう。色々と探し回った結果、楽天オークションで購入。

送料込みで2000円だったので、アルミ製としては安いし、見た目も悪くない。ところがハンドルを噛ませてみると全然フィットしない。円弧としてハンドルパイプよりやや小さく、その形状も上下左右で微妙に異なっている。

カブ バーハンドルセット カブ ハンドルクランプ カブ ハンドルクランプ そこで、ヤスリでシコシコ削ってようやくフィット。やはり中華パーツは加工前提だね。

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