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2017大阪モーターサイクルショー・レポート

○公開:2017-03-20 ○修正:2017-03-20

関西最大のバイクイベント、大阪モーターサイクルショーに今年も行って来た。ここ何年かはGoogleのアルバムをレポートの代わりにしてたけど、個々の写真のキャプションを読んでない人も居そうなので、ちゃんと記事にすることにした。と言っても、個人的に気になったバイクや事柄だけ取り上げるので、全般的にはやはりGoogleフォトのアルバムを参照してくだされ。

気になったバイク達

今年は250ccアドベンチャー系のニューモデルが、一気に3メーカーから発売される(又はされた)。ご存知、V-Strom250とVersys250そしてCRF250Rallyだ。残念ながらどれも試乗はできなかったが、跨ることは出来たので比較しながら感想を書いてみる。

V-Strom250(DL250)

先ず他よりダントツに車高が低くて足つき性が良いのがV-Strom250だ。しかも車体は写真から想像する以上にスリム。特にタンクがコンパクトで上にも横にもあまり嵩張らないのが良い。エンジンが同じGSR-250と比較しても、シートもタンクも一回りスリム。シート高が若干高いので足つき性は同じくらいかな。

一方、純正のパニアケースはとても高級感が有るけどかなり嵩高い。特にサイドのケースは巾が広いので、これを付けると全幅がかなり広がって取り回しが悪そう。それにケースの肉厚が分厚く、持つとかなり重いしかさの割に容量は少なめに見える。もっともケースはオプション扱いだろうから嫌なら付けなきゃ良いのだが、そうするとシートカウル上に取り付け穴のようなのが露出するので、ちょっと見た目がイマイチかも。

Versys-X 250/Tourer

次に車高が高いのがVersys-X 250で、シート高自体は810mmとなっているが、乗車時の沈み込みが少ないので足つき性はあまり良くなかった。特にリアサスが硬そうなので、走るとZ250と同じような突き上げがあるんじゃないかとやや心配。

シートの前後は更に高くなっているので、全体的には想像してたより車高が高く大柄に見える。特にタンク横のシュラウドからフロントカウルにかけてはかなりボリューム感がある。タンクの位置も高めなので、燃料を満載にすると取り回しが重いかも。もっとも車重自体は170kg台らしく、Z250とあまり変わらない。Vstrom250は192kgという噂もあるから、同じパラレルツインでも数値的には大分軽い訳だが…

尚、Tourerに付いている純正のパニアケースは、ホームセンターで売ってる工具箱みたいな形状と質感だが、V-Stromのより遥かにスリムだし軽そう。ただし取り付け位置がシートカウルから結構離れているので全幅はそれなりに広い。

CRF250 RALLY

最後のCRF250Rallyは上の2車とはコンセプトが全く異なり、タイヤもサスもシート形状も完全にオフ車。特にシート高は何故かベースのCRF250Lより20mm高い895mm!モーターサイクルショーでは直立で固定してあったので試しに跨ったけど、両足のつま先を同時に接地させるのも難しいほど(・_・;)

しかしこれにはLD(ローダウン)仕様もあって、シート高はモタード版CRFより低い830mm。固定してない展示車に跨ると、V-Strom並にフレンドリーな車高。サスが柔らかくシートもスリムなので、数値的には20mm低いVersys250より足つき性が良い。

ただしこのLD仕様、シートや車体はノーマルと同じでサスペンションの変更(リアはリンク、フロントはインナーチューブ長)だけで車高を下げているので、オフ車としては地上高がかなり低い。特に人が跨ってるのを端から見ると、エンジンガード付近がボッテリ垂れ下がり、まるで妊娠した犬のよう(;´∀`)

Rebel 500/250

これも注目度が高かったホンダのミニクルーザー。アメリカでは昨年11月に発売されており、日本でも現時点では参考出品ながら程なく発売されそう。ただ米国向けには300ccだったものが、日本向けには250ccにキャパシティーダウンされている。

でその250だが、広報写真から想像してたより遥かに小さく低い。まるで米国の子供用のクルーザーのようだ。また、小さすぎるエンジンとタンクの間に隙間が空いており、文字通り間抜けというか何とも脱力系(;´∀`)

しかし跨るとメチャクチャ軽くてビックリ!勿論、重量が軽いというより重心が低いから軽く感じるのだと思うが、左右に揺するとPCXより明らかに軽く、アドレス125Vに近いと思う。足つきもベタベタなので、跨ったまま足で漕いで会場の外まで持ち出せそうな勢い。

500の方は床に固定してあったので重量感は判らないが、これも車体は250と同じなのでメチャクチャ小さい。エンジン上の隙間は流石に無いけど、500ccパラツインエンジンはかなりコンパクト。ハンドルは遠め・高めのロードスター的ポジションだが、本家のRoadstarよりは前傾はゆるいかな(^_^;) タンクは写真の通り盛り上がってるけど、タンクが高いというよりシートが低すぎると言った方が正しいだろう。

嬉しいのは日本向けに400ccにボアダウンしたりせず、500ccのまま発売すると言うこと(側に居たスタッフにも確認した)。400XやCBR400Rのエンジンも悪くはないが、本来の500のトルクを味わってみたいから。400も500も維持費は同じだしね。

Montesa 4RIDE 250

展示会場の外にトライアル車ばかり並べてあるブースがあり、「体験試乗」(と言ってもエンジンを掛けずにステップに乗って立ち上がるだけ)が出来た。結構真剣にスタンディングをやっているとグッタリ疲れて筋肉痛になってしまった。我ながら情けないが、人混みで疲れるより健康的な疲れ方だと思う。

さて、その中で唯一の4ストかつナンバー付きの車両がこのMontesa 4RIDE 250だ。シート高は885mmもあるが、超スリムなシートと車体、それに柔らかなサスのお陰でセロー並の足つき性だった。更に乾燥重量82kgしかない車体は、体感的にはMTBのダウンヒルバイクの如き軽さ。こういうマシンはオフローダーに限らす、僕の中では「バイク」の理想形なんだよね。

エンジンはホンダ製の4スト水冷250だが、CRF250のエンジンなどより遥かにコンパクトかつ軽量(のはず)。ただギア比はとても低く、公道での普通の発進なら3速で丁度良いらしい。4速、5速は移動用としてハイギアドになってるらしいが、それでも実用上の最高速は80~90km/hくらいじゃなかろうか?

また左ステップとシフトレバーがとても離れているので、シフト操作をする時はステップから足を外して空中でやる必要がある(トライアル競技では間違ってシフトレバーに触れないためらしい)。そしてサイドスタンドが何故か右側にあるなど、やはり普通のバイク(オフ車も含めて)ではない感じ。

Yanaha Aerox155

京阪神のバイクショップチェーンChopsのブースで目に止まったこのスクーター。ヤマハ広報によると、今年の初めにASEAN向けに発売されたらしいが、今のところ日本へは正規輸入されておらず、ショップ単位で輸入・販売しているようだ。

跨ると非常に軽く、そして小さい!サイズも重量もPCX150の2割引と言った感じ。実際スペック重量は116kgらしいから、それに水冷155ccブルーコアエンジンを載せたら速くないはずがない(;´∀`)

ホイールも小径ではないので、ハンドリングも期待できそう。日本のメーカーはこういうバイクを是非とも日本で正規販売して欲しい。

Harley-davidson Roadstar

試乗会で一番空いてたから乗ってみたが、想像以上に軽快で楽しいバイクだった。詳しいレビューはインプレNEOに書いたので参照くだされ。

Yamaha MT-07

これも試乗会で昼過ぎに4人くらいしか待ってなかったので乗ってみた。デビュー当初から何度か乗ってるが、改めて良いバイクだった。

軽やかなサウンド、スウィートなパワー、しなやかで軽快なハンドリング。基本特性は変わらないが、実を言うと今までで一番印象が良かった。ドンツキはあまり気にならなかったし、タイヤは同じPilotRoad3だが必要以上に粘り感が無く軽快。

理由を考えると過去のディーラーで試乗した時は、エンジンやタイヤが十分温まってなかったのではないか?それともランニングチェンジで何か仕様変更されてるとか?何れにせよ、パワー/ウェイト、パワー/コスト、ファン/コスト比に於いて、今でも中・大型バイク中最高のマシンだと思う。

その他所見

先ず駐輪場だが、昨年は会場からかなり離れたコンテナ用クレーンが見えるダートの空き地に停めさせられたので、今年は会場正門前に直接行ったらそのまま停める事が出来た。ただし時間は9:45頃で、粗9割方うまってたような。

バイクを降りて会場に向かうと、未だ開場前だというのに建物の外まで長蛇の列。開場後しばらくすれば普通に入場できるのに、何故そんなに並ぶんだろう?先着何名様だけがもらえるご祝儀袋とかがあるのだろうか?その長蛇の列を横目で見ながら、セレモニーのブラスバンドもスルーして、いつもの様に試乗会場に向かう。

試乗受付は9:15に開始してるので受付手続きのテントは空いてたが、試乗待ちのテントに行くとここも既に長蛇の列。Versys250等人気車種は長椅子では入り切らず、5~10人ほど立っていた。経験上、長椅子の一番後ろだと試乗できるまで2時間ほど掛かるので(公式待ち時間よりは短い)、立ってる人はそれ以上待たねばならない。しかも並び始めた時には未だ試乗が始まって無い訳だから、長い人だとトータル3時間ほど待ってることになる。

そんな忍耐力は僕には無いので、いつもの様に空いてるハーレー(外車は大抵空いてる)に先ず乗ることにした(4-5人待ち)。その後、屋内会場と何度も行き来しながら何度も様子を見に行ったが、お目当てのVersys250の列はずっと立待ちが無くならなかった。よって昼頃に空いたMT-07に乗り、試乗終了間際の15:00過ぎに誰も並んでないTricity155(それでも午前中は粗満席だった)に乗って終了。

ところで毎年思うのだが、試乗待ちの長椅子の上にあるテント(屋根)は要らないのではないか?この時期はマダマダ肌寒い(特に午前中)ので日陰だと寒いからだ。僕が寒がりというのもあるが、最後尾で立ってる時と最前列で身を乗り出してる時は日が当たるので快適。他の人もテント内では厚着をして身をすくめて寒さに耐えてるようにみえる。

一方屋内会場はというと、入場するのに殆ど時間は掛からないが、中の混み具合は殺人的。3-4年前から年々酷くなってる気がするが、今や比較的人気があるブース内は通勤電車くらいの人口密度だ。よって、人気車種には跨るどころか近づくのも容易ではない。ただ時間が遅くなるほど空いてくるので、出来るだけ遅い時間に行って終了まで見るのが賢いと思う。

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