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PCX150

Battlax SC インプレ

○公開:2016-09-01 ○修正:2016-09-13

8000kmでスリップサインが出るどころか、中央がスリックになってしまった純正IRCタイヤ(リア)。フロントは未だ3部山ほど残っていたのでもう少し粘ろうかとも思ったが、元々頼りないリアのフィーリングが更に腰砕けになったような気もしたので、諦めて交換することにした。

タイヤ選びも最後は値段

とりあえず西宮の2輪館に偵察に行ったら、BSのバトラックスSCとダンロップのD307が前後セットで10800円(税込み)セール中。バラで買った場合の普通の値段は前5000円台、後ろ6000円前後だったと思うので、それより1000円ほど安い筈。

またスクーターはタイヤ交換工賃が割高なのが悩ましいのだが、2輪館の場合は1原付とそれ以上で料金が異なっており(下記)、PCX150は125の料金でやってくれるとの事。カテゴリ別の工賃は次の通り。

  1. スクーター原付2種以下(排気量125cc未満)…前:1620円+後:2700円=計4320円
  2. スクーター軽2輪以上(排気量125cc以上)…前:2160円+後:3888円=計6048円
  3. スクーター以外…前:2160円+後:2700円=計:4860円

このように、原付スクータは普通のバイクより工賃が安いという嬉しい設定。もっとも、2輪館は昔は会員になるとタイヤ交換工賃が半額になってたが、今は普通の値段になってしまった。

あとはBSかダンロップだが、ダンロップはこれまであまり良い思い出がないし、PCX用タイヤについてはネット情報も殆どない。また店員によると、売れてるのはBSの方らしいので、比較的製造年月日が新しいタイヤが店頭に並んでる可能性が高い。という事でBSに決定!

Battlax SCインプレ

交換作業が終わって先ず見た目だが、前後とも純正より一回り太くなっている印象。後日、他人のPCXに付いた純正タイヤと比較すると、リアは8%ほど太くなってる感じ(思ったより大差はない)。

プロファイルは予想通り、ホイールに装着して空気を入れるとタイヤ単体の時より随分尖ったというか丸い形状になった。トレッド面だけ見てもほぼ半円で純正に近い。つまり相似形で全体に大きくなった感じ。この分だと、単体では尖ってるミシュランCityGripと比較し、装着時の形状や幅はあまり変わらないかもしれない。

走行インプレ

さてようやく走行インプレ。店を出て先ず感じたのは乗り心地の良さ。細かい振動をよく吸収しているようで、純正のコツコツ感が無い。もっと大きな入力があるとそれなりに突き上げてくるが、トータルではBSの方が乗り心地が良いと思う。

交換して間もなくは非常に転がり抵抗が少なく滑るように走ったが、これは文字通り新品タイヤのつるつるワックスのせいだろう。皮むきが終わるとグリップ感が出てくると同時に、やや走りが重くなってきた。同じアクセル開度でも加速が若干重いような気がするし、納車間もないころの加速の谷が復活したようにも感じる。ただこれは、よく考えたら純正タイヤも新品時は同じ事で、寿命末期には外径が減って加速が良くなってただけかも知れない。

では実際の燃費はどうなったかというと、一度給油して満タン法でチェックしてみたが微妙な差で、それ以前と走った場所も違うので正直判らない。もちろん10%もハッピーな平均燃費計で比べても意味がないだろう。つまりタイヤのせいなのか走行条件のせいなのか判らない。これがもし、通勤や通学でPCXを使ってるような人ならタイヤによる燃費の差異が判るかも知れないが、僕の場合毎回走る場所や交通量が違うので、余程燃費が変化しない限り残念ながら検出不能なのだ。

さて注目のハンドリングだが、先ずドライグリップの向上は明らかで手ごたえも重厚感が増した。今まで存在感が希薄だったフロントタイヤも、グリップ感・操舵感が判るようになった。ただ、直立付近の軽々しさはさほど変わらず、そこから寝かしていくと抵抗が増し、さらに寝かすと割とパタッと倒れる感じ。もちろんPCXのジオメトリから言ってセルフステアが強く出るような特性ではないが、路面のうねり等で一瞬切れ込むような挙動を感じることがあるのはグリップが増した表れだろう。

純正タイヤは車体の底(たぶんセンタースタンド)を擦るまで寝かせても、タイヤの端まで使い切れず10mmほど未踏領域が残ってしまったが、果たしてバトラックスはどうだろうか? 様子を見ながら徐々にバンク角を増やしていき、以前底を擦ったくらいまで寝かしたと思われるが、未だに何処も擦っていない。タイヤを見ると路面の舗装の凹凸のせいで境界は波打っているが、未だ一度も路面に触れていない領域は一番狭い部分で5㎜ほどしか残っていなかった。

つまり純正タイヤより深くバンク出来るという事だが、これはバトラックスの幅やプロファイルの影響よりも、タイヤのハイトが上がって恐らく剛性も上がっているので、バンク時の実半径が増えたからではないだろうか?

現状のまとめ

絶対的なグリップが増し、手ごたえも増したという意味では望んだとおりの変化であり、とりあえず合格点だ。ただBSのタイヤは大体そうだが、グリップ力はあるもののトレッド表面だけでくっ付いてるようなイメージで、ピレリやミシュランのように分厚いトレッドゴムが路面に絡むような感じはしない。だから、滑る直前まで安定しているが、これを超えると一気にズバッと行ってしまうという、嘗ての悪夢を連想しないでもない。

ウェットグリップは未だ体験していないが、僕は基本的に雨の日は乗らないので、何時になったら体験できるかは全く分からない。ライフもまだ想像がつかないが、ハイグリップかつトレッドゴムがあまり分厚いように見えないので、短命の予感も(-_-;) ただ、7000㎞で丸坊主の純正タイヤより持ってくれる・・・と信じたい。

もちろんこの記事は、交換して1か月足らずの現状でのレビューなので、新しい情報が得られ次第、加筆・修正していく予定。

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