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Launchkey49 レビュー

【公開】2016-12-18 【修正】2016-12-21

2回に渡りMIDIキーボードのレビューをやりましたが、RockOnで期間限定セールをやってたので買っちゃいました(^_^;)

候補だったiRig keys 37proが税込¥8,900、Launchkey49が税込¥11,800と何方も特価だったので迷いましたが、結局は鍵盤数の問題でLaunchkeyにしました。よって今回は詳しいレビューをお届けします。

重量・サイズ

大抵何でも、店で見るより家に持ち帰った時の方が大きく感じるものですが、これは想像通りコンパクトでした。スペック上のサイズは W*D*H:775mm x 270mm x 90mm となっていますが、メジャーで測ると771mm x 268mm x 80mmくらいで若干小さめでした。

尚、高さはノブなど突起物を含んだものですが、ボディーだけでいうと一番高い奥の部分で67mmくらいでした。また机において弾く場合に重要な底から白鍵の上面までの高さは44mmくらい。標準鍵盤としてはこれくらいがミニマムだと思います。

重量については表示がありませんが、実測で3.16kgでした。これはKeystation49のスペックより1kgも重い数値ですが、持ってみるととても軽く感じました。これだったら使う度に机の上に出して、終わったら引っ込めるということをやっても苦にならないでしょう。

キータッチ

店頭レビューの時はショーケースの中に入ったままちょっと触っただけですが、ちゃんと机の上に置いて弾いたら色々な事が判ってきました。

開封して間もなくはキーの動きが渋めのですが、ガタツキがなく動作音が静かでした。それから2-3時間弾き込むと、最もよく使う音域(中央のCからオクターブ上のCあたり)が軽く動くようになってきました。しかしその代わりキーによっては左右にも動くようになり、カチャカチャ音を立てるようになりました。

アクションが軽くなるとキー自体の軽さや肉厚の薄さが目立ってきますが、それでもQ49やKeystation49ほどペラペラではありません。またキーストロークの中間に微かな抵抗感があり、その先はすっと落ちるようなクリック感があります。

ただ、キーをゆっくり押した場合には単に渋いというかグニョグニョした感じだし、押したまま保持するには力を加え続ける必要があります(ピアノ鍵盤なら腕の重みだけでOK)。また、強く/速く押せば重く、弱く/ゆっくり押せば軽く感じるピアノ鍵盤とは違い、そっと触れただけでは音が出ないので、速いフレーズが思ったほど弾きやすいわけではありません。

まあこの辺はバネ力だけでキーが戻るシンセ鍵盤の宿命かも知れませんが、レビューのところで書いたヤマハのファミリー向けキーボードの鍵盤のように、キーの押し始めが一番重くてそこからストンと落ちるような特性ならもっと弾きやすいのにと思いました。

コントロール関係

元々僕の個人的なニーズとしてはノブやスライダー等は特に要らなかったのですが、あったらあったで面白いしそれなりに使えるなあと思いました(^_^;) 

LaunchPad

先ずズラッと並ぶ16個のパッドですが、KorgのnanoPadよりゴムが厚めで柔らかめなので中々良い感触です。面積は指一本分しかありませんが、ドラムパッドとして使っても普通に演奏できますね。

ただ、割当てられたノートナンバーが固定(オクターブシフトやトランスポーズは不可)なので、音源の中でそのノートにアサインされた音しか出せません。もっとも、その音域はC1から上に16音(つまりD#2まで)なんですが、この範囲に収まってるドラム音色もそこそこありますね。

因みに、nanoPadのように専用ソフトでノート#を変更したりも出来ませんが、仮に出来ても音源毎にそんな面倒なことはやってられません。なので、キーボードとパッドを同時に押したらそのキーのノート#がパッドにアサインされるような機能がないと、実際にはドラムパッドとして使えないと思うんですが・・・

ノブ・スライダー

ノブ(エンコーダー)は重すぎず軽すぎず、シットリした感触です。スライダーの動きはやや硬めですが、そんなに速く動かす必要は無いし、寧ろ軽すぎて触れただけで動いてしまうより良いでしょう。

機能的にはソフト音源やDAWのコントローラーにラーン機能が付いていれば、Launchkeyのノブやスライダーを少し動かすだけで簡単にアサイン可能です。CC(コントロール・チェンジ)を何番に設定とか面倒なことをする必要は有りません。

その他スイッチ類

トランスポーズやオクターブシフトなどのポタンも、シリコンっぽい柔らかなタッチで素晴らしい。これに比べたら、MOXFのカチカチした金属的なタッチはなんか疲れますね(・_・;)

サスティーン端子

サスティーンペダルの極性は自動判定とのことで、KORGのペダルを装着したらそのまま使えました。ただ、このペダルを挿した状態でキーボードを起動する(USBでPCと繋ぐ)と極性が逆さまになってしまうのです。

調べるとまたNovation本家のサイトに、ペダルを挿して踏んだ状態で起動したら極性を自動的に判別すると書いてあったのですが、それをやってもひっくり返ったままでした。色々試した結果、サスティーンペダルを挿さずに起動して、その後挿したら正常に戻る事が判りました。デフォルトでKORG(CASIO)極性って事ですかね?

Cubase(on Windows)との連携

Launchkeyにはノブ・スライダー・パッドそれぞれに「InControl」ボタンというのがあって、それを押して点滅させる事でソフトシンセのコントロールとDAWのコントロールを切り替えられます。ただパッドだけはAbleton Live以外のDAWでは機能しないようです。

設定方法としては先ず、LaunchkeyとPCをUSBで繋いでからCubaseを起動します(そうしないと認識しない)。そしてマニュアルに書いてあるとおり、【ディバイス設定】で「+」ボタンを押し、「Mackie HUI」を選んで新規ディバイスを作成します。そしてそのMIDI入力/出力の設定のところに「Launchkey49」という選択肢が有ったのでそれを選びました。

これで設定完了!VSTiのコントロールはバッチリですがよく見ると、LaunchkeyのInControlボタンが消えたままで反応しません。当然スライダーやノブを動かしてもCubaseのトラックフェーダーやパンは反応しません。マニュアルを見直すと、MIDI入出力で「Launchkey InControl」を選択しろとありますが、僕のPCでは上述の「Launchkey49」の他は「MIDIIN2(Launchkey49)」という選択肢しかありません。

そこでネットで色々調べた結果、Novationの本家サイトにその答えがありました。これによると、Windowsの場合はMIDIキーボードとコントローラをホート1と2に振り分けるので、「Launchkey InControl」の選択肢が無い場合は「MIDIIN2」みたい書いてある方を選べば良いとのこと。

そこで「MIDIIN2(Launchkey49)」を選ぶと、ちゃんと「InControl」ボタンが点灯しCubaseのミキサーが反応するようになりました!だったら、MAC前提のマニュアルではなく、最初からそう書いてくれよって感じですけどね(;´∀`)

それに細かいことを言えば、Launchkeyに付属するV-StationというソフトシンセはLaunchkey49モードで使うと丸い2つのパッドで音色を選択できて非常に便利なのですが、MIDIIN2(Launchkey49)モードでは何も反応しなくなってしまいました(ラーン機能も働かない)。

というわけで未だ色々試してる最中ですが、もう少ししたら付属するAbleton Liveで使ってレビューを追記したいと思います。

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