Motorcycle -- MCタイチ

DRZのタイヤ選び再び2013-08-24

15,000kmという圧倒的なライフを誇ったAngelST(リア)も、今年の車検は交換しないと通らない状況。この機にバイクを乗り換えようかと思ったが、結局これと言ったバイクが無かったり、イザ手放すとなると勿体無い気がして結局乗り続ける方向で調整中。

そこで再び難儀なタイヤ選び。前回とは各車のラインアップも違ってきてるので、改めてタイヤ候補をまとめてみようと思う。

DR-Z400SM用タイヤ候補(リア)

前回と同じくDRZに合いそうなタイヤをピックアップして、比較表を作ってみた。例によってフロントはまだまだいけるのでリアのみ。

銘柄 サイズ表記 断面幅
(mm)※1
リム幅(in) 外径(mm)※1 2輪館店頭価格※2 参考サイト
D208SM(純正) 140/70 R17 152(装着時) 4.5 620強?  ? ダンロップ商品ページ
Angel ST(現在) 160/60 ZR17 162 4.25〜5.00 624 25,000円位? ピレリ商品ページ
Angel GT 160/60 ZR17 161 4.25〜5.00 624 25,000円 Mr.Bike 
Diablo Rosso 2 150/60 ZR17 149 4.00〜4.50 614 21,000円 komax
Pilot road 3 160/60 ZR17 161 4.25〜5.00 624 25,000円 ミシュラン商品ページ
Pilot road 4 160/60 ZR17 161 4.25〜5.00 624 27,000円 ミシュラン商品ページ
Pilot street radial 150/60 R17 151 4.00〜4.50 614 15,000円 ミシュラン商品ページ
S20 EVO Hレンジ 150/60 R17 154 4.00〜4.50 619 24,000円? BS商品ページ

※1:断面幅と外形は勿論タイヤ単体の値。

※2:全般的にうろ覚え。1000円未満は切り捨て。消費税は多分含まないけど、DSカードを持ってたら10%割引セール中とか。

先ず、AngelSTは素晴らしいタイヤだったが、次は違うタイヤを試してみたい。それと、装着できたとは言え幅がやはり広すぎて、ホイールにはめると尖った形状になってしまったので、もっと細いタイヤが良い。STの後継と思われるAngel GTもサイズは同じ160からしかないし、STと似たタイヤだと思うので除外。

ピレリの中ではAngelに次いでストリート系とされるのが、Diablo rosso2だ。レビューなんかを読んでも、ドライグリップはAngelより上。ウェットグリップやライフは劣るようだ。これの良い所は150/60サイズが有る所。幅も外径も純正よりコンパクト。そして値段も比較的安め。

ただ、フロントに未だ装着してるAngelSTより、リアがハイグリップというのはバランス的にどうなのかな?僕にとっては、ウェットグリップやライフの方が重要だしなあ。あと、乗り心地がどうなのかも気になる。

続いてミシュラン。PilotRoad3は乗り心地がよく、グリップ感はモッチリ。おまけにライフも長いと評判なんだけど、値段が高目。それにやはり160からしかない。ミシュランもピレリもハイグリップ系は150/60があるのに、ツーリング系は150/70しかないというのはどういうわけだ?ちなみに現在、PR3を店頭に出してる店は少なく、殆どがPR4に入れ替わってるが、少なくともDSではPR3も取り寄せてくれるらしい。

で、そのPR4だけど、乗った感じはPR3とあまり変わらないらしい。だから良い事は良いんだろうけど、PR3より更に高い(*_*;2000円程の違いだけど、僕はPR3で良いかな。

次は、Pilot street radialというタイヤ。Pilot streetというのはバイアスだろうと微かに記憶していたが、そのラジアル版が有るとは実は店頭で見るまで知らなかった^^;そして値段を見てビックリ!PR3/4より1万円以上安いではないか。これは何と言うか・・・フレンチの井上?

で、特徴を調べてみると、250クラスのストリートタイヤで、150/60がある(というかこれが一番太い)。グリップレベルはPRやAngelに劣るかも知れないけど、フロントとのバランスではむしろ良いかも。モタードは本来リアを滑らして走るものだ^^;

大体、荷重や速度レンジ的にDRZには250クラスのタイヤで十分なんだよね。PRにしろAngelにしろ基本的に中〜大型バイク向けだから過剰スペック、だから高いんじゃないかと(サイズが細くなっても値段はさほど変わらず)。

という訳で、最後のS20EVOも150サイズはHレンジなのだ。値段もRosso2よりやや高く、PR3よりはやすかったと思う。以前、BSでこのレンジ/サイズといえば、ハイグリップのBT090しかなかったのを思えば、選択肢が増えたことになる。

ただBSのタイヤって、4輪用も含めて極めて抵抗が少ないような転がり方をするんだけど、ドレッド面の潰れ感が希薄なんだよね。感触がメチャクチャ硬いわけじゃないけど、構造的な柔軟性だけでショックを吸収してるような、ポンポン跳ねる感じ。これはダンロップも同じ傾向。

で、そのダンロップではα13あたりがサイズ的には適合しそうだけど、前に書いたように超短命のα12やD208に懲りたので、もう候補には挙げていない。

という訳で、DRZ用のタイヤって相変わらず少ない事が判る。250向けだとバイアスで扁平率が70のものが殆どで、60のラジアルで150以下というサイズは殆ど無い。世界的にそういうタイヤを純正で履くバイクが少ないということか?取り敢えずこの中では、激安のPilot street radialに惹かれてるけど、決まって装着したらインプレ書こうと思う。

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