塩原-日光紅葉ツアー
○公開:2009-10-30 ○修正:2009-11-20
あまりにも定番過ぎる紅葉シーズンの日光ですが、丁度晴れた日に時間だ出来たので、急遽宿を予約して出発しました。
丁度、ヘルメットを新調(SHOEI J-force2)したのですが、その効果は高速道路で絶大でした。風きり音も殆どなく、頭が乱流で変に押される事無いので、いつもの東北道の巡航速度が 20キロくらい上がりました。宇都宮の先矢板ICまではあっさり到着し、そこからもみじラインを目指します。
日塩もみじライン
もみじ ラインは有料道路ですが、その割に低速コーナー中心の地味な峠道。絶景とかもありません。ただ紅葉はそれなりに綺麗で、平日なのに観光の車は多かったです。山頂付近は紅葉のシーズンを過ぎていて、冬枯れの景色でした。
もみじラインが終了し、東に行くと塩原温泉ですが、僕は南南東に伸びる下塩原矢板線に入り、矢板方面を目指します。
ここもかなりタイトなワイディングなんですが、もみじラインと違って車は殆ど無いし、路面も悪くないのでそれなりに楽しめます。
峠が終わった頃、時間は未だ4時前でしたが、他に近所で行く所も無いので、宿に直行する事にしました。程なく元の矢板ICに戻り、山側に少し行ったところに整備された別荘地があって、その一角に今日の宿がありました。
休日前というのに非常に閑散としていましたが、値段の割に建物も部屋も立派です。
今市~日光
タイトルは別にしゃれではないのですが、翌朝起きてみると天気予報に反して空は厚い雲に覆われていました。
出発しても天気は相変わらずですが、今市市街あたりで、すでに車が多くなってきました。(さすがに土曜日なのでしょうがないかな)。しかし、東照宮を過ぎたあたりから、徐々に晴れ間が見え始め。そこか先はずっと晴れでした。
いろは坂~中禅寺湖
さて、いよいよいろは坂に突入です。以前もてぎの帰りに来たときは雨だったので、今度こそ走りを楽しむぞ!と言いたい所ですが、2車線の一方通行なのに、 右の車線は何となく対向車線のように思えて、心理的に堂々と走れません。当然ながら車もそれなりに多いのですが、それでも渋滞無しに快調に走れるところは さすがいろは坂。
そうこうしているうちに、すぐに途中のパーキングまで来て、そこから先は対面通行。この境界を見落とすとえらいことになります。程なく中禅寺湖に到着。駐車場代を払うのももったいないので、邪魔にならなそうなところにバイクを停め、華厳の滝まで歩きます。
戦場ヶ原
中禅寺湖畔は案外景色の良い所が無いので、先の戦場ヶ原に進みます。ここは地形も広々しているし、観光施設がまとまっているためか、ゴチャゴチャしていないのが好きです。
湿原をしばらく散策したら、快適な道を再出発。するとすぐに、車が沢山停まっています。湯ノ湖と言う長閑な池です。
金精道路と言うんでしたっけ?長くはないけど、とても景色が良くて、路面やコーナーも良いナイスな峠道でした。ここが無料なのにもみじラインが有料と言うのは奇妙な感じです。
トンネルを抜けると丸沼高原のスキー場やペンション村(昔泊まった事がある)が現れます。このあたりは眺望はあまり無く、日陰なのかちょっと寒い感じがします。
赤城山
山を下り集落に出ると、残す目的地は赤城山のみ。少しおなかが空きましたが、まだ1時前だし、直に赤城道路に入ります。
この道は眺望は特に無く、上 の方はヘアピンが多い感じです。程なく赤城山頂上に到着。大沼の畔で停まります。以前に来た印象どおり、ここは特に華やかな感じは無く、どっちかいうと閑 散とした雰囲気です。
南麓の赤城道路で下山開始。ここは地元の走り屋が集まる所らしいのですが、どんな道だったか思い出せません(時間が経ちすぎか)。いつも印象に残るのは、畜産試験場周辺の広々した景色と、その先の赤い鳥居です。
しばらく進んで、蕎麦屋があったので、ここでようやく遅い昼食です。しかし、この時点で目的地は終わり、あとは帰るだけというツーリングも珍しいです。蕎麦はいい値段しますけど、量が多いしいかにも蕎麦らしい味でした。 前橋市街を通過して高速に入る事にしたのですが、この街は以前来た時の印象と違い、比較的整備された綺麗な街でした。
高速に乗るといつもと同じで特筆すべき事はありません。ただ、大泉の出口があまりにも混んでいたので、今回は初めて外環道を使ってみました。車も少なくて 快調に飛ばせます。かなり北に大回りするので距離は結構ありますが、さらっと終点の三郷まで来てしまいました。混んだ下道だったら、まだ環七の北区あたり にいたでしょう。もっとも、三郷から先水元公園の前後がめちゃくちゃ混んでました。土曜の夕方ってこんなものなのかな?