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DR-Z400SM(09)

DRZ+ダンロップα-12H

○公開:2011-03-10 ○修正:2011-07-03

昨年掲示板でお伝えしたとおり、難航したタイヤ選びは結局ダンロップα-12Hにおちついた。交換後約8ヶ月が経ち、4500kmほど走ったので、この辺でこのタイヤについてインプレを書いておこう。

先ず、前回の記事のおさらいだが、DRZの純正リアタイヤのサイズ表記は実際と乖離しているので、実寸で近いタイヤを探す必要がある。また、250~400クラスのタイヤのラインアップが各社少なくなって来ているので、適当なタイヤは全ブランド探してもかなり限られる。

その中で一時はBT-090に傾いたが、ハイグリップな均一コンパウンドの為、ライフが短いとの情報を得て断念した。D253も似たタイプで、BT-092は逆に完全なツーリングタイヤの為除外。すると結果的にα-12Hしか残らないのだ。

α-12Hインプレ

と言うわけで、消去法で選んだα-12Hだが、結果的に純正タイヤにかなり近い性格だった。

先ず、新旧タイヤを単体で比較してみると、写真の通り幅はほぼ同じ。プロファイルも純正タイヤは中央がかなり磨り減っているが、新品の時はα-12にかなり似ていた。

装着して走った所、倒しこみの感覚は純正と全くと言って良いほど同じ。ダンロップらしく非常に率直。まあ、違いを感じやすいフロントがそのままなので当然かもしれないが。タイヤ単体で触るとトレッド面はとても柔軟だが、空気を入れて走った時の潰れ感はそれほどでもない。

旋回中のグリップも純正と同じレベル。即ち、DRZのポテンシャルを発揮できるグリップ力がある。違いが有るとすれば、センターの硬質コンパウンドのせいか、中途半端なバンク角で荷重が少めの場合、フラッと滑る事がある。冬場の走り出しではブレーキングでリアが簡単にロックするが、数回繰り返すとグリップするようになる。

尚、空気圧の設定はとても重要で、冷間時に規定値の200kPa入れると、乗り心地が硬く接地感も希薄だ。190kPaに落とすと、同じギャップを超えても俄然衝撃吸収性が良くなる。接地感も向上しコントロールしやすくなる。さらに180kPaまで落とした場合、乗り心地はソフトにならず(下手すると若干悪くなる)、接地感も向上しない。よって、冷間時190kPa(走行時は210kPa位になる)が正解

もっともこれはライダーの体重にもよると思うので、自分で調整しながら適正値を探して欲しい。というか、どんなタイヤ+バイクでも同様に試行錯誤が必要だと思う。経験上、バイクメーカーの規定値は高すぎる事が多い。尚、空気圧をチェックするときは、同じ条件(例えば冷間時)でチェックするのを忘れずに。上述の通り、走って温まると10%位空気圧が高くなってしまうから。

ライフ

これが純正タイヤとの最大の違い。タイヤ交換から4500kmほど走ったが、センターはほぼスリップサイン。純正の場合は3000km足らずでスリップサインが出たので、約50%ライフが伸びている事になる!それでも、これまでのバイクと比べたら格段に短いライフだが。DRZって何故こんなにリアタイヤに厳しいのか?

ちなみにフロントは9000km走ってまだ純正のまま。一番良く減る側面は既にスリップサインが出ていて、中央は1-2割残っている。リアに対して2倍近い寿命。こんなバイクも初めてだ。

まとめ

一言でいうと、純正と同じフィーリングとグリップ性能を持ちながら、ライフは5割増し。これだけ書くと素晴らしいが、純正タイヤのライフがあまりにも短いのだ。まあ、DRZにとって最も妥当なチョイスだと思う(他に殆ど選択肢が無いのになんだが)。

個人的にはもっとソフトタッチで潰れ感があるタイヤを試してみたいし、グリップは多少落ちても良いからライフはもっと伸びて欲しい(最低6000km程度)。ピレリやミシュランから適当なサイズ/荷重レンジのタイヤを出してくれないかな?

[追記]最晩年の様子

α12結局6200kmほど走ったが、サイドまでスリップサインが出て、センターの溝はとうに消えうせ、所々トレッドゴムが擦り切れて、中から別の層が顔を出してしまった(写真⇒)。

純正タイヤが4500kmで同様の状態だったから、ライフは4/3倍伸びた事になるが、たった6000km(1年強)しか持たないとは情けない。

一応ハイグリップタイヤと言うことだか、絶大なグリップだとは感じなかったし、インフォメーションも豊富とは言えない。しかも、当初のグリップ力を発揮したのは2500km位までだったような気がする。

絶大なグリップ性能を持つわけでも、コストパフォーマンスが優れている訳でも、コントロール性に優れている訳でも無い。率直さだけが売りの、特徴の無いタイヤという感じ。

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