バイクインプレNEO by MCタイチ

バイク(&クルマ)試乗インプレ

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Fit Hybrid (honda)

エンジン/ミッション

従来のIMAと違って出だしはモーターのみだが、これが思いの外トロい。そこでアクセルを更に開けると、おもむろにエンジンがかかって期待したトルクが出てくるという感じ。その後、走っているうちに走行パタンを学習するのか、最初からエンジン+モーターでスタートするようになった。その際、スタートと同時かワンテンポ遅れくらいで、殆どショックもノイズも無くエンジンが始動する。これは、HVでない普通のエンジンがアイドリングストップからカリカリとセルモーターが回ってからスタートするのに比べると随分快適。

緩い下りなど負荷が最小の時は40km/h以上でもモーターのみで走るが、少しでも開けるとエンジンがかかった。もっと走ってバッテリに沢山充電したら変わるのかも知れないが、少なくとも数十分の試乗ではEV走行出来る領域は狭かった(プリウスは勿論ヘタするとアクアより狭いかも)。これは出だしのトロさから察するにモーターのパワーそのものが小さいからではないか?つまり従来のIMA同様、電気ターボ的なHVと考えたほうが良さそう。

でその電動アシストエンジンのトルクは、十分だが感動するほどではない。旧フィットHVで感じた「流石HV!」とうならせるトルクは感じなかった。もっともこれは出だしの印象が影響していると思われ、旧型のHVより非力という訳ではないと思う。ただ、ハッキリとパワフルになったとは言えないし、アクアやプリウスと比較しても、エンジン音が静かな領域で走る限り若干非力かもというレベル。

あと、タイヤのパタンノイズがかなり大きく、そのせいもあって低速でエンジンは停止してるハズなのに、エンジン音のような音が聞こえることがあった。もっとも、同乗した営業マンによれば、インジケータがエンジン停止を表示しても実はアイドリングしている事があるらしく、ホントにエンジンが停止しているか否かは、室内からでは非常に分かり難いとのこと^^;

ただその割にというか、エンジンの音質は結構耳につく。というのは、アイドリングストップが無いうちのティーダが停止すると、フィットHVが停止した時と同じくらい静かに感じたから。話題のDCTは良くも悪くも存在感が無く、言われなければ気づかないだろう。もしDCTだと言われたら「そう言えばダイレクト感があるかな?」と言った程度^^;

尚、これらのインプレは全てノーマルモードでのもの。一瞬スポーツモードに入れて発進を試みたが、エンジンノイズ(つまりエンジン負荷)が増えただけに感じたので、すぐにモーマルモードに戻した。

ハンドリング/乗り心地

乗り心地は13Gとハッキリ違って硬めだった。13Gでは十分に思えたボディー/シャシの剛性感も、HVの重量と足回りに対しては余裕が無い感じ。また、履いているタイヤもゴツゴツ感に影響してるようで、路面のうねりで若干ハンドルが取られやすい事からも、かなり極太タイヤを履いているように感じる。実際はノーマルの15インチなのだが、今のエコタイヤってみんなこんな感じなのか?(タイヤ銘柄はチェックし忘れた^^;)

足回りが硬いため、コーナーでのロール剛性は13Gより高いが、代わりに向きの変わり方とステアリングの手応えがリンクしないという、ホンダちっくなハンドリングになっていた。

ただブレーキは、回生の効果か13Gより強力で、剛性感が高いタッチだった。結構浅いストロークで効くのだが、トヨタ的なカックンブレーキ的挙動を見せることも無かった。

居住性/装備/取り回しなど

シートは13Gと同様にシッカリとして形状も良い。また旧型HVのようにラゲッジが上げ底になってる感じはまるでなく、普通のガソリン車の基準で見てもロー&フラットなラゲッジだと思う。

しかしシフトレバーはいくら何でもプリウスに似すぎ。これってレバーの位置ではポジションが判らないので別に良いインターフェイスとは思えない。ホンダなんだから違った形態で自己主張すべき。

総合評価

メディアの前評判や凝ったメカニズムから期待が大きすぎたせいもあるが、思ったほど凄くはないというのが正直な所。もっとも、パワートレーンの制御プログラムは幾らでも変えられるので、今後ドンドン改良される可能性はある。プリウスのような半分EV的なHVを期待するのは無理だろうが、あと数年も経てば電動アシストエンジンとして熟成されると思う。

ただ、ボディー/サスペンションのポテンシャルとしては、1.3Lなら十分だが1.5RSだと微妙、タイプRなんて大丈夫かいな?と言った感触だった(まあ想像だけど)。見方を変えれば、HVに乗ったことで1.3Lの良さが引き立つ結果になった。

とは言え価格競争力は抜群で、HVのFパッケージ(オプション皆無)で見積りを取ったら、総額180.3万円という結果になった(車両本体3万円値引き^^;)。これはプリウスやアクアが幾ら値引きしても、居住空間などを含めたトータルのコストパではなかなか敵わないのではないか?

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Fit Hybrid に関するコメント

605

最近の燃費を追及した車種のタイヤ空気圧は290kPa(2輪SSの後輪並)のものありますが、Fitは前220、後210kPaで、店頭でチェックしたところ銘柄はヨコハマのブルーアース(AE01?)でした。

ベースグレードはアルミボンネットの採用、燃料タンク40→32L等と軽量化していますが、自動ブレーキを選択できないのでベースグレードは選びませんでした。念のためですがLEDヘッドライトも選択していません。

MCタイチ

ブルーアースはよく聞くし、空気圧は普通ですね。するとやはりサスペンションですかね。

ベースグレードはアルミボンネットで、他は普通に鉄なんですか?!コスト的には逆な気がしますけど、モード燃費狙いかな?

605

試乗された13Gは14インチ、HVは15インチだと思いますが、13Gでも15インチとの相性はイマイチみたいな記述は「フィットのすべて」にもありました。

プリウスもアクアもベースグレードは装備を簡略化し軽量化して、燃費を良くしていますね。

MCタイチ

そうですか。14インチタイヤも履きこなせないとなると、やっぱりちょっと怪しいシャシ性能ですね。

Hybridも13Gもベースグレードは装備が簡素すぎて正直オススメできないと営業マンが言ってましたが、アルミボンネットの話を聞くと敢えて選択したいという衝動に駆られます^^;

MCタイチ

ニューモデルマガジンXを読んで初めて知りましたが、フィットHVのパワートレーンはドイツのシェフラーという会社が開発したそうな。
http://car.watch.impress.co.jp・・・
上の記事ではDCTの制御をシェフラーが担当したように読めるけど、マガジンXではHVシステム全体を(プログラムも含め)シェフラーが開発したかのような書き方でした。いずれにせよ開発段階から、先日のリコールのような市場対応まで、ホンダとシェフラーとのやりとりが大変だったろうと想像します。

ただこれを聞いて、HVシステムもITのメインフレームのように、標準化(コモディティー化)の時代なのかなと思ったり。その点先行するトヨタなんて世界に売り込めるチャンスの筈ですが、傘下のスバルですら独自のHVシステムを市販車に使ってますね。何でも自社開発・すり合わせに拘る日本メーカーの方針が吉と出るか凶とでるか?

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